ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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[北欧スウェーデン 暮らしの中のかわいい民芸] 出版記念パーティー

KIKIの明知夫妻の本「北欧スウェーデン 暮らしの中のかわいい民芸」出版元/PIE BOOKSが出版されました。

先週、スウェーデン手工芸協会が運営するお店「スヴェンスク・ヘムスロイド」での出版記念パーティーに行ってきました。



こちらがその本。詳しい説明はこちらのブログで


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スライドによる本の中の写真の説明を聞いて、スウェーデンの自然の美しさと民芸の素朴なよさを再認識しました。おすすめの一冊です。また、明知夫妻と駆けつけた日本人の方々ともお話できて楽しいひとときでした。


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このお店も非常に魅力的な品揃えでした。場所はNorrlandsgatan 20, 111 43 Stockholm

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アンティークフェア @Kista

先週末、ストックホルムの北部の町、Kistaで開催されていたアンティークフェアにいってきました。
ストックホルムでは2月のストックホルムアンティークフェアーがでかくて有名ですが、こちらのほうもきになっておりました。



会場は、ホテルと隣接したコンヴェンションセンター。ホテルの建物は電車や高速道路からもよくめだちます。
入場料は80クローナ。1200円。

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会場の広さはストックホルムには及びませんが、モーラでのアンティーク市よりは広かったですね。

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品揃えも豊富。人でも結構。いきなり同僚と会いました。

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リサラーソンはいつも買ってる店がここでも出店してました(だから来た訳ですが)
親父といつものごとく、時間をかけて交渉。


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モーラで出店してたじーさんもいたので、その時えぐい値引きをしてしまったので今回もかいました。


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見て回ると、日本の人形なども売ってます。


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値段などは聞きませんでした。どんなんだろう?


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途中、会場の外でスーパーで買ってたドーナツをくったりしてパワー補充。楽しかったですが、やはり疲れました。


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夕方、ベルギービールの店でブダペストで知り合った日本人男性と夕食。楽しいひとときでした。

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13階段 高野和明 ネタバレあり

小説 13階段 高野和明 いつものごとくネタバレありでいきます。

高野和明といえば、ジェノサイドという作品を以前読んでいて、そのときの感想はこちら
以上に韓国人を持ち上げたり南京大虐殺の日本の蛮行をかいたりとその点が物議をかましたという点、後は、アフリカの少年兵とスーパー人類みたいな感じの人がでる本です。相当面白かった、と書いてますが、そういうことってのも忘れるものですね。たった2年前ですが。

で、この13階段 これもハラハラドキドキでした。このハラハラドキドキ、タイムリミットとの戦い、というのがこの作家好きなんでしょうね。

小説の説明はいつものごとくアマゾンからこちら

内容(「BOOK」データベースより)
無実の死刑因を救い出せ。期限は3ヵ月、報酬は1000万円。喧嘩で人を殺し仮釈放中の青年と、犯罪者の矯正に絶望した刑務官。彼らに持ちかけられた仕事は、記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすことだった。最大級の衝撃を放つデッド・リミット型サスペンス!第47回江戸川乱歩賞受賞作。

ところで、EU加盟国は死刑は廃止されております。
なので、他の国が死刑を執行すると、遺憾の意を表明します。
死刑執行などは野蛮な国のすること、というご意見です。
ノルウェーはEU加盟国ではないのですが、死刑もなければ終身刑もありません。
3年前、爆弾テロおよび銃を乱射した男は21年の禁固刑です。
その量刑の不当性に関してはスウェーデン人も口を閉ざします。

死刑の問題点の第一は、えん罪によって無実の人が処刑されることです。
この小説も、そのえん罪をどう証明するか、それも限られた時間で、というものです。

最近、キムタク主演、HEROをすべて見終わりました。
日本でも人気のこのシリーズ、もちろん私も楽しみましたし、最後のストーリーはえん罪問題でした。
この小説でも検察官がでてきてタイムリーでもありました。

で、この小説、樹原という男が身に覚えのない罪で死刑が確定されているところ、そして、傷害致死で2年の刑で服役していた三上が仮出所して、その彼を、その刑務所に勤めていた刑務官南郷が、樹原のえん罪を晴らす仕事に誘った所から始まります。

南郷の人生を振り返るところで、死刑という刑に関しての議論、政治的な問題点、彼の葛藤、そして、実際死刑執行に立ち会ったことによるトラウマが明らかになります。
前よんだ小説のように、機械が処刑をしてくれたらいいのでしょうけど、実際は誰かが死刑に関する一連の流れを業務として遂行しなければなりません。まさに、そこは改善の余地があるテクニカルポイントだと思われます。

そして、樹原のやっとの思いで記憶から蘇った、階段を上ったという記憶をたよりに捜査がはじまり、階段はみつからなかったけど、幸運にも事態が進展していきます。

そこまでには、仮出所して帰宅した三上が直面する、家族を貧窮させたという現実、昔の彼女との謎のストーリーがでてきます。そのストーリーは忘れた頃に提示されます。そして、被害者の父との面会。心が重いシーンが続きます。

そして、えん罪を晴らすにあたり、動機を持った他の者が、殺意を持って殺人をおかし、そしてその罪を樹原がなすりつけられるということを暴いていかないといけないのですが、(ここからネタバレ核心ね)殺された男は保護司で、その監察していた人を逆におどしていたのでは、というストーリーが、彼の莫大な遺産から浮かび上がります。そして、実際そうでした。そこに、三上が殺した男の父が三上を陥れるために三上の指紋付き偽の証拠を作って埋めて探させるという別のストーリーがからみます。
その結果、最終場面では二つのバトル、南郷と真犯人、三上とその父が繰り広げられます。三上のバトルは、土砂崩れで埋まった寺の中というなかなか凄まじい場所で、でした。

感想としてちょっと疑問だったのは、その偽の証拠、最新の機械で精巧に作られた偽物なのですが、そのようなもので警察の目をごまかせるのかというのはちょっとあれだなあというのと、まあ、当たり前と言えばそうですが、都合良く本当の昔の事件の凶器をみつけられたな、という所でしょうか。埋まった寺の不動明王のなかから。もちろんその劇的な発見シーンがこの小説の山場なんですが。

それ以外は、ハラハラしながら楽しめて、最後の三上の南郷への手紙でわかる、昔三上とその彼女におこったことと彼のおかした殺人と、彼がその殺人を少しも後悔してないこと、これですべての謎が解決して、すっきりしました。途中、偽の証拠がでてきて三上が犯人?となったところから鳥肌でした。

というわけで、死刑について考えたい人も推理小説が読みたい人にもおすすめです。どちらにしても、刑務所にはいらずに一生を過ごしたいと思いました。

映画13階段も見ようと思ってます。








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映画『白ゆき姫殺人事件』ネタバレあり

井上真央、綾野剛 出演、原作、湊かなえ 今年の春に公開された映画。

原作との違いはウィキでの説明では「映画では、原作の架空のSNSを実在するTwitterに変え、ツイッター・ジャパンの協力のもとに、画面上に多数のツイートが表示されるという演出がなされた。また、小説ではライターだった赤星は映画ではテレビワイドショーの契約ディレクターとなる。」

このツイッターの表示はなかなかリアルで楽しい演出だった。ライターから映像の仕事に赤星の役柄を変えたのも、彼が作った映像を、架空のワイドショーで放映して会場での反応を見たりする場面はこれまたリアリティーがあった。
あと、小説のあとがきが映画の監督が書いていて、自分のオリジナル演出を自慢していたのだが、そう、アンとダイアナが光をつけたり隠したりしてお互いの気持ちを遠くから伝え合うという部分、まあ、悪くなかった。

この映画化で一番よかったのは、やはり、美女役、典子が菜々緒だったことかな。ぴったりだった。井上真央がどんくさい役を演じるも、最後の最後でやはり素敵な笑顔をみることもできた。あと、大学時代の親友役が谷村美月で、彼女は好きな女優さんだったので、この3人が見られて満足。

検索するとこの映画の評判は2.9で結構ぼろぼろなんだけど、個人的には、小説の面白さを忠実に再現していて非常に満足。赤星が中身がなく、何も見えてなくて最後に主人公と遭遇してもわからなかったという見せ方も悪くなかった。後、ダンカンの土下座も様になっていた。

強いて言えば、小説でもそうだけど、電話をしながらツイッターというのはちょっと無理だし、そこでスクープの材料となる貴重な情報を赤星が書いていくというのもちょっと現実離れはしている。

ダイアナが赤星の名前などネットでばらすという部分は変更されていた。アンとのふれあいシーンがあったからだろうと思うが、そのままやはり攻撃させてもよかったし、最初の方で、のろうというつぶやきはいらなかったのではないか。

足の中指と薬指の間をせめてほしい、という部分はきっちり笑える映像になっていて、これもよかった。芹沢ブラザーズもイメージ通りだった。

などなど、原作を読んだ人はきっと楽しめる映画だと思いますよ。

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『白ゆき姫殺人事件』湊かなえ ネタバレあり

『白ゆき姫殺人事件』湊かなえ を読みました。

本の紹介はこちら アマゾンからのコピペ

内容(「BOOK」データベースより)
美人会社員が惨殺された不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。同僚、同級生、家族、故郷の人々。彼女の関係者たちがそれぞれ証言した驚くべき内容とは。「噂」が恐怖を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも―ネット炎上、週刊誌報道が過熱、口コミで走る衝撃、ヒットメーカーによる、傑作ミステリ長編。

湊かなえの小説は、告白を以前立ち読みでざっと読んだだけです。映画化された、「告白」は最高に面白かったです。本は立ち読みなので印象はあまり残ってませんでした。

私事ですが、この作者と私はあるようなないような関係があります。

私の親友が、妻のガキの頃の親友が売れっ子作家だ、と言ったのですが、彼女のことでした。親友の妻の親友。私とは何の関係もないですね。

で、この作品、ネタバレ全開でいきます。

小説、というか、様々な、取材インタビューを羅列しただけなんですが、最後に参考として、ツイッターのようなものと取材をもとに週刊誌で書かれた記事、そして新聞の記事が載っております。このような形態の小説はやはり平成でないと、という感じですね。この本を読んで芥川の羅生門を思い出したと感想を書いていた人がいますが、私もそうでした。

で、話はというと、核心からいきなり書きますが、殺人事件が起きて、その被害者の同僚が昔からの同級生のライターに連絡、怪しい人がいる、という情報を渡して、そこから話がスタート、会社の同僚たち、そして、昔の同級生、田舎の町の人々の話を聞いて回ります。そしてそのことをスクープとして週刊誌にセンセーショナルに書きます。その怪しい人物は行方をくらましておりました。

で、湊かなえ、彼女は人間のことがあまり好きではないのでは?と思うくらい、告白でもこの作品でも人間の暗部、美しくない部分をほっていきますね。そこが面白い訳ですが。

そして、この作品でインタビューされた人がそれぞれの思惑で言いたい放題。
そこに、現在の架空世界である、ツイッターの中で本名やフルネームがさらされる。
大学時代の友人が週刊誌に抗議の手紙を送ってその中身で主人公が変態的なことをやらされた、みたいなことをばらす。などなど、現実のネット社会のありえる問題を提示してます。そのような作品としてパイオニアは村上龍のラブ&ポップではないかと思っております。

で、昔からのジャーナリストの問題、プライバシーを無視して無実の人をいかにも犯人に仕立て上げる。インタビューの内容も都合がいいように書き換える。これは週刊誌だけでなく、テレビでもさんざんやらせ、ということで言われている問題ですけどね。

話は飛びますが、海外在住の知人が、海外で頑張る日本人みたいな番組に出演を打診されて話をしてみると、すでに作られたストーリーがこれこれで、これにそって演技してくれ、みたいな感じで断ったといってました。
さらに余談ですが、そういう番組にすでに出た人がさらにでていいような人を捜すのを手伝っていて、マギーさんどうですか?と打診をうけましたが、断りました。まあ、私にメリットないし、ストーリーもないのでぼつ確定なんで。

この小説では、そのような相変わらずのジャーナリズム、そして、ネットでの公開リンチ、会社でのおもしろおかしい人間関係、きれいな女性だからいいってもんではない、っていうお約束、田舎での陰湿な人間関係と噂。昔の友達とのストーリー、初恋の人との残念な事件と誤解、そして、手に届かないようなところにいる、プロの演奏家と主人公の一瞬の邂逅、などなど盛り込まれておりました。

ようするに、人の口を封じることは昔もちょっと前も今もこれからも無理ってこと。それは田舎でもちょっと都会でも、ネット上の世界でも、もちろん、海外でも。そして、人は他人をいいように解釈してしまうということ。それは娘ならポジティブに、他人の娘ならネガティブに、てな感じです。キャビンアテンダント、という言葉がでてきますが、これには笑いました。

で、さらにもう一つの要素、殺人事件の謎解き、これも、本格的ではないですが、さらっと答えが提示されてあとはさようなら、というかんじでした。それもまた一興でした。

というわけで、私の親友の妻の親友の作品、面白いのでもっと読んでいこうかと思っております。

そして、この作品は映画化されてました。次の日見ました。続く。






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