ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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スウェーデン 国境検問導入 そしてパリのテロ

http://www.bbc.com/japanese/34795498
(引用)
【移民危機】スウェーデンが国境検問を一時導入 2015年11月12日

ギリシャ・レスボス島の移民登録センター前には移民や難民が過ごすテントが並ぶ。2015年に中東やアフリカから海路で欧州にたどりついた移民は80万人近い。

スウェーデン政府は11日、国内への移民流入を抑制するため、国境検問を一時的に導入すると発表した。イェーゲマン内相は、入国者の急増が国内の治安悪化につながりかねないという警察の警告を受けての対応だと説明した。検問は現地時間12日正午から始まり、当面は10日間続く。

今年20万人近い移民がスウェーデンに到着すると予想されている。人口比率でみれば、他のどの欧州連合(EU)加盟国よりも多い。

イェーゲマン内相は、中道左派の政府のねらいは「治安と安定確保」だと説明。「亡命希望者の数を制限するのではなく、スウェーデンにやってくる亡命希望者の流れをもっと統制のとれたものにするためだ」と述べた。

内相はさらに「他のEUへのメッセージははっきりしている。スウェーデンは難民危機において最も多くの責任を担ってきた国のひとつだ。これはお互いにとっての課題で、なんとか乗り切るためには、他の国も責任を分担しなくてはならない」と強調した。

スウェーデンの移民当局は、国境検問を一時的に導入することで、新規の入国者をきちんと登録し、不法滞在を防げるようになると説明する。

スウェーデン移民局のベングトソン報道官によると、同政府は現在、国境にいる移民をバスに乗せて移民局の事務所に運んでいるが、「そこに到着した人の多くが事務所の中に入らず、登録もせず、そのまま消えてしまう」のだという。

アフリカ支援を協議

一方、マルタではEUとアフリカ諸国の首脳が11日から2日間の日程で、移民の流れ抑制の方策を協議している。双方は、18億ユーロのアフリカ緊急基金の設置で合意する見通し。

欧州はアフリカに資金提供する代わりに、アフリカ諸国に移民対策として経済問題や国内の治安状況の改善を求めている。さらに欧州は、難民認定に相当しない移民の強制送還を強化していく方針だ。

一方でアフリカ各国の首脳は、正式に欧州に移住するための要件や手続きをより明確にするよう求めている。

11日にはトルコからギリシャ・レスボスを目指す船の沈没事故がまた起き、7人の子供を含む14人が溺死した。沿岸警備隊によると、救出できたのは27人という。

国連によると、2015年にはこれまでにすでに80万人近い移民が海路で欧州に到着する一方、3440人が死亡したり行方不明になっている。

エリトリアやナイジェリア、ソマリアといったアフリカ諸国から約15万人が危険を承知で地中海を渡り、イタリアやマルタに到着しているのに加え、シリア人を中心とする65万人もの人がトルコやギリシャから欧州に移動している。

(引用終)

スウェーデンのテレビニュースでは連日難民問題がとりあげられている。
そして、11月11日に、12日から国境での検問を導入するというニュースが流れた。

ついに、このスウェーデンが重い腰を上げたか、という印象であった。

その理由は
「治安と安定確保」 である。
「入国者の急増が国内の治安悪化につながりかねないという警察の警告を受けての対応」 である。

12日のSVTのニュースで、スウェーデンのアナウンサーがハンガリーの政治家に、
スウェーデンが国境のコントロールを導入しましたが、どう思いますか?
という質問に対し
「TOO LATE, TOO LATE。対応が遅すぎた。
誰だってそんなことはしたくないんだ。しかし、国を守るためにはやらなくてはいけないんだ」
そうはっきりと答えた。

国を守るため。

人の移動の自由ということは、つねに議論されてきた。そして、ヨーロッパにはシェンゲン圏というエリアがある。
wiki引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%B3%E5%9C%8F

シェンゲン圏は、1985年に署名されたシェンゲン協定が適用されるヨーロッパの26の国の領域。シェンゲン圏では渡航者が圏内に入域、または圏外へ出域する場合には国境検査を受けるが、圏内で国境を越えるさいには検査を受けないことになっており、この点で単一の国家のようになっている。

シェンゲン圏はアイスランド、ノルウェー、スイスといった欧州連合に加盟していない国が含まれているが、シェンゲン協定の法的枠組みであるシェンゲン・アキ(フランス語版)は、1999年のアムステルダム条約で欧州連合の法のアキ・コミュノテールに組み込まれている。アイルランドとイギリス以外のすべての欧州連合加盟国はシェンゲン協定を施行することが求められており、ブルガリア、キプロス、ルーマニア以外ではシェンゲン協定やその関連規定が施行されている。シェンゲン圏は4億を超える人口を擁し、またその面積は 4,312,099 平方キロメートルにまで達している。

シェンゲン関連法令を施行することでシェンゲン協定加盟国間での国境検査は撤廃される一方で、シェンゲン圏と協定非加盟国との境界における検査は強化される。法令にはシェンゲン査証などのような、個人がシェンゲン圏内に入域することに関する共通の政策についての規定、圏外との境界における検査体制の調整、国境を横断するような警察・司法協力といったものがある。

(引用終)

今回のスウェーデンの決定も、このシェンゲン協定の範囲内で行われている。

そして、2015年11月13日金曜日

22時に時計を見ながら、今日は13日の金曜日だ、後2時間乗り切ろう

そう思っていたのだが、ネットから入る情報で、パリで大変な事態が発生していることを知った。

詳細はまだわからない。そして、全貌が明らかになった時、ヨーロッパ、そしてスウェーデンはどう対応するのか。
それぞれの国を守るために。

ちなみに、2010年、5年前にストックホルムでテロ未遂の事件が発生している。
【スウェーデン】ストックホルムで自爆テロ 3人死傷
http://lifeinsweden09.blog65.fc2.com/blog-entry-930.html


そして私のこの社会についての感想はこちら。何も変わっておりません。
スウェーデンの暴動や社会への個人的感想
http://lifeinsweden09.blog65.fc2.com/blog-entry-1723.html


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(外国人)参政権行使 4年ぶり2回目

選挙関連でもう一つ

スウェーデンは外国人でも3年暮らしたら国政選挙と同日に行われる地方の選挙の参政権(県と市)をもらえる。
前回2010年その権利を行使したときのぶろぐはこちら
外国人参政権を行使し、その危険性を知る。

一部抜粋
強く思ったことは、地方選挙だけに参政権を与えて、国政に参加させないというのはその外国人に対しても非常にふざけた話である、ということ。
いま、日本で地方の外国人参政権を要求している外国人が、もし、最悪なことにその要求が通ったら、次にさらに執拗に国政参政権を要求してくるでしょうし、そうなった場合、それを退ける正当性もすでに失っていると思われます。さきっぽだけやから、ええやろ、という輩を信頼してはいけません。それは嘘です。

そんな4年前であったが、今年は引っ越したので別の投票所へ。
学校の体育館。
青と白の投票用紙、政党別に候補者が羅列してあり、その名前のよこのますをチェックして封筒に入れて渡す。
向こうが私の選挙票と向こうの名簿を照らしあわせて名前のところに線を入れて、青と白のところにチェック。
封筒の一部がわざとあけてあり、そこに入ってある投票用紙の色と枚数がチェックできる。

で、わざとじゃないのだが、白の投票用紙が2枚重なっていることを指摘され、封筒からだして下の一枚を外してもう一度別の封筒に入れた。
ふたつの投票用紙の入った封筒は箱に入れられました。

私は前回と同様、外国人の参政権には日本でもどこでも反対する者であるが、今回も社会勉強としてやってきた。

感想は前回と同じだけど、今回の方が、私が応援する偉大な政治家とその党がすでに風前の灯だったこともあり、前回ほどの黄色い投票用紙(国政投票用紙)にかかせろや!とは思わなかった。

私は取ろうと思えばスウェーデンの国籍はとる資格はある。
しかし、そうなると二重国籍となり、日本の国籍を失う。もちろんそんなことは望んでもいない。

たとえば私の同僚は、3つの国の国籍を持っている。パスポートも3つ。
スウェーデン国籍も他のヨーロッパの国籍もアジアの某国の国籍ももつ。

そういった多重国籍の人がスウェーデンで投票する時、どの国のメリットを考えて投票するのだろう?
今住んでいる国で国籍は持ったけどそれは便宜上という人は山ほどいる。

移民だらけのスウェーデン、当然地方も国政も投票する人、候補者に外国をバックグラウンドに持つ人が増えてきた。多文化社会を推奨してきたのでそれは当然の流れである。
私はスウェーデン人の選択に、意見はあるが、その結果としてこの壮大な実験国家がどうなるのか、傍観していく。



4年後はどこでなにをしているのかわからないが、また投票したらブログにかこうか。

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スウェーデンの暴動や社会への個人的感想

ポルトガル旅行の後、すぐ国際学会で出国、そして帰国したのが数日前。
学会先ではスウェーデン人やほかの北欧のみなさんと一緒に行動していたが、スウェーデンの話題といえば、ユーロビジョンコンテストの結果とアイスホッケーの結果だけだった。
で、帰国の途中のアムステルダムの空港で、ツイッターで「ストックホルム連夜の暴動」という記事をみて驚いた。
さらに休みだったので、フェリーでリガに行ってきた。船内でBBCNEWSをみていたが、やはりストックホルムの暴動について報道されていた。


日本へ報道された朝日新聞のロイターの記事はこちら
「焦点:移民大国スウェーデン、暴動で露呈した「寛容政策」のひずみ」
ちなみに執筆者は日本人ではなく、翻訳されたものである。

一部を引用

「<格差が急速に拡大>

 ラインフェルト首相率いる中道右派政権は過去7年間、税率引き下げや公的手当の減額を行い、この取り組みは欧州の大半を上回るスウェーデンの経済成長に寄与してきた。しかし一方で、同国は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、格差が最も急速に拡大している国でもある。

 ストックホルム大学の犯罪学教授、イェージー・サルネッキ氏は、主要都市には、他の地区に比べて失業率が著しく高く、貧しい移民が集まる地区があると指摘する。

 世論調査によると、スウェーデン国民の大半は現在でも移民受け入れを支持している。同国は移民に住居やスウェーデン語の授業を提供し、難民申請者に親族との同居を許可するなど、手厚い保護で評価されている。

 しかし、このコンセンサスは崩れつつある。

 ヨーテボリ大学のUlf Bjereld・政治学教授は「どんな理由であれ、非就労者は国の発展に貢献しない」と指摘。」

「 移民の間では不満が収まる様子はないとみられ、エチオピアで生まれたという看護師の女性(39)は自身がエチオピア人であると同時にスウェーデン人だと語る一方で、「地元のスウェーデン人が、私をスウェーデン人として受け入れることはないだろう。彼らにとっては、私はただの移民としか映らない」と述べた。 」
(引用終わり)

それに対する日本人のブログ「太郎のスウェーデン便り」の反応はこちら
「青少年の暴動」

一部引用
「騒動の直接的な原因でないにしても、背景要因は青少年層の社会に対する不満であると思う。特に騒動が起こった地区は失業率も高い」
(引用終わり)

今回の暴動に関してもいつものように「スウェーデンの今」の記事が詳しい。
「ストックホルム郊外の暴動について(その1)」

一部引用
「そんな説明を聞くたびに、私はずっと疑問に感じていた。そのような政治的な主張が背景にある暴動とは思えないからだ。デモが行われたわけでもない。私は、若者の行動動機はむしろもっと単純なものだと思う。

面白いことがない。やることがない。つまらない。何か、面白いことをしたい・・・。そんな動機から、公共バスに石を投げてみる。通りかかる電車に悪戯をしてみる。人々が困った様子を見せる。それが面白い。警察までやって来た。逃げろ。捕まえられるもんなら、捕まえてみろ。警察が諦めて引き上げていく。また、イタズラをしよう。今度はリサイクル集積場に集められた新聞紙に火をつけてみよう。今度は消防車が出てきた。消防士に嫌がらせをしてやろう・・・

実は、この手の嫌がらせは、特に珍しいことではない。。」
(引用終わり)


リガ行きのフェリーの中で、とある新聞に経済記事を書いている記者と知り合った。
早速今回の騒動を聞いてみた。
なんていうことはない騒ぎなのに、スウェーデンのあらを見つけてとりあげて喜びたい海外のメディアにいいように面白くとりあげられてしまった。
と彼は言った。


ところで、スウェーデンの今で、極右の若者への説明で
「スウェーデン社会は今や様々な民族的・人種的背景を持つ人々で構成されているが、彼らはそれが受け入れられない人たちだ。」

という文章があり興味をひいた。


ところで、スウェーデンには過去にも若者の暴動は何度かあったそうで、こちらのテレビで、80年代のストックホルムの広場での若者の軽い暴動についての映像が流れた。

今回の町の景色と決定的に違うことがある。

そう、80年代の若者たちの映像には白人しか映っていなかった。

今回の暴動が起こった町は8割が移民系というような町で、今回の暴動も「移民問題のひとつ」である。
移民の増加、スウェーデン人が逃げた町、失業者、貧困、そして暴動。

私が過去(2011年1月)に書いたブログ記事はこちら

「スウェーデンで移民問題は去年から「国民の許容範囲を超えた」と解釈しております。スウェーデンの移民政策、インテグレーション(先日のブログを参照)は、理念は素晴らしいとは思いますが、現実上、まともにスウェーデン語が話せない、そして働けない移民が増え、移民だけのコミュニティーを作り、増長して、手に負えなくなっています。各地に移民が住民の多数を占めるコミュニティーができて、そこの治安は悪く、スウェーデン人が逃げ出しております。そしてもちろん、彼らに税金が投入され手厚く保護されるわけです。
そう、スウェーデンの移民政策、インテグレーションは大失敗に終わりました。

それを覆い隠すマジックワードが「多様化」だの「多文化社会」です。

現実、スウェーデン人が多様化しているわけでなく、多文化を謳歌しているわけでは全くありません。彼らの生活様式をみたらすぐわかります。ただ、町に異民族が溢れ返ってきて、彼らが自分たちの好きなように生きていてそれにスウェーデン人が稼いだ税金が投入されているだけの話です。

しかしながら、スウェーデンでは移民問題はタブーで、それに言及するともれなくなぜか人種差別主義者のレッテルが貼られます。マスコミと教育、そしてそれらに迎合した政治家の責任でしょう。

インテグレーションという政策は、1975年からのもので、この段階では、スウェーデンへの移民は、フィンランドや、遠くておも東欧からの労働者の移住でした。(その後独裁国家チリからの亡命者もいましたが)
しかしながら、その後の、イラン、イラク、アフガニスタン、スーダン他アフリカ諸国などの紛争国からの難民の流入は、まさに、無防備な甘い移民政策をつかれ、怒涛のようにそれらの国からやってきました。彼らは、イスラムです。このことを語ることもスウェーデンではタブーなのですが、彼らがスウェーデン社会に統合、インテグレーションできるわけがない、というか、世界中どこでもインテグレーションできてないのです。実際、スウェーデンでも多くがインテグレーションできてません。」


今回、ポルトガルから空港に帰ってきて、私が住んでいる移民の町への電車に乗った。
上のロイターの記事では、
「深夜にストックホルム中心部を出発する列車は、単純労働を終えて帰宅するアラビア語やスペイン語を話す移民であふれている。」
と書いてあるがこれは間違いで、朝から晩まで終日移民であふれている、というのが事実です。
特に、郊外列車の南行き、そして、地下鉄は赤と緑のラインの南、西行き、青のラインの北行きなど、「え、ここどこ?スウェーデンじゃないの?」と日本からきたすぐだと思ってしまうでしょう。

(ちなみに今回の暴動で一部の地下鉄の駅は臨時封鎖されました。異常な事態です。)

そう、「スウェーデン社会は今や様々な民族的・人種的背景を持つ人々で構成されている」

のです。


駅に降りて、頭に布を巻いた人たちの群れを見ながら、長年違和感を持っていた疑問への答えがわかりました。

「この国は、自発的に移民難民を受け入れたつもりかもしれないが、実際は、ほかの国々の植民地になって食い荒らされている」

ということが。

二つの世界大戦を中立で逃げ切り戦後豊かな社会を謳歌したこの国が、リベラルな人間たち、政治家やマスコミ、教育者にそそそのかされて、扉を開けた。
900万人そこそこの人口のこの国が、あっというまにアフリカ、中東やアジアからの人々のこぞってやってくる草刈り場所となった。いうなれば、スウェーデン人は北米に原住していたインディアンの立場であり、また、列強にいいように分割された清国末期の状態と比喩したい。いまでも、国民の多くは(今までは)現在の寛容な移民政策に賛成なのだろう。たぶん、絶滅されたインディアン部族にも白人に好意的だった人も多くいたのだろう。その逆のことが起きようとしているのは歴史の皮肉ともいえようか。
私はいつも「トロイの木馬」をこの国にイメージしていた。結局平和ボケの国民が「善意」や「労働力として」など甘い考えで他国民を受け入れて、気が付けば、その国民自体がマイノリティーの立場に転落する坂道を下るのである。すでに引き戻すポイントは過ぎている。国が滅びるのには戦争はいらない、内部から破壊される。
今はアフリカ、中東が目立つが、水面下でどんどん人数を増やし、そして社会のマジョリティーの一角にのし上がるのは中国人だと私は見ている。根拠はたくさんある。100年後にこのブログを誰かが読んで、この予想が正しいかどうかコメントしてもらえば嬉しい。この国の人は中国人がほかの国で何をやっているのかわかってない。防御もなにもみられない。

国というものは、なんなのだろう?アメリカのように初めから移民が作った国家(原住民を駆逐してから、という点ではアメリカもオーストラリアもニュージーランドも同じだが)ならその時折の人種構成が変わることに特に問題はないが、ほぼ100%ネイティブのスウェーデン人の国だった、スウェーデン、という国は、スウェーデンが今あるスカンジナビアの土地にありさえしたら、スウェーデン人がマイノリティーに転落してもスウェーデンなのか?私はそうは思わない。それはスウェーデンという名前の別の国だと思う。が、多人種多民族が入り乱れた社会が好きな人たちにとってはたまらない成功例なのだろう。私からしたら見事な大失敗例だが。私が40年前に死んで生き返ったスウェーデン人なら、今の世の中を見たら卒倒するだろう。

ところで、人種構成だけでなく、社会の中枢もスウェーデン人がマイノリティーになる日は近い。
私の知っている組織も例外なく、現在のトップはスウェーデン人、しかし、その下からスウェーデン人の割合が減っていく。後ほんの10-20年で、トップの多くはネイティブでないスウェーデン人に置き換わると思われる。なぜか?マイノリティーとして休みなく努力する人間と、休暇と家族との時間を謳歌する人間の差がでる。そう、ありとキリギリスの違いであり、優秀なスウェーデン人はいるがいかんせん数が少ない。男女比がどうだと騒いでいる場合ではないのが見えてない。学生でみても、優秀な学部においてはネイティブでないスウェーデン人の割合は2世以降も含め20%どころではない。

先日の記事で、スウェーデン人のセックスの回数が減っているそうである。
町を歩けば、子だくさんの人たちがいる。子供一人作ればいろいろ補助がでるのでうはうはなのだろう。
人口問題だけは少しは安心していいだろうが、いつまでそのようなお金のある社会がこんな状況で保てるのかお手並み拝見を続けたい。

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名前での就職差別 イン スウェーデン

最近ちまたで話題の記事をコピペさせてもらいます。

(引用開始)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.thelocal.se/46022/20130205/
スウェーデン中部ウプサラ(Uppsala)大学に通うルーマニア人の学生が就職を試みたのである。あちこちの企業に履歴書を送るがどうにも返事が芳しくない。合計で200通以上送ったが返事はゼロである。そこでこのルーマニア人学生が一策を案じ、自分の本名で書いた履歴書20通、スウェーデン風の名前に「名前だけ」変えた、すなわち学歴などはそのままの履歴書を20通スウェーデンの企業に送り付けたのである。結果どうなったか。本名の履歴書には返事はゼロであったのに対してスウェーデン風名前の履歴書には13通のオファーが来たのである。
この手の話は彼だけではない。昨年にもソマリア人難民の就職に対する調査が発表されたが、それによるとスウェーデンに来たソマリア人移民の20%しか就職が出来ていないのに対し、北米に行ったソマリア人移民の約半数が就職できている事が問題になったりした。
http://www.thelocal.se/44236/20121105/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(引用終了)
出典 http://blog.goo.ne.jp/ponpon_001_002

そして、この手の話は以前からきいたことがある。
出典は スウェーデンとほほ。そのブログは惜しいことにすでにない。
そして、さがしたら、そのブログをコピペしていたブログがあった!
そう、私のブログ。「伝説のブログ紹介」

その自分のブログ(2008.11.7)を再掲載します。

(私のブログのコピペ開始)
・・・・・・・・・・・・
スウェーデン社会をひとりの日本人が体験したことをありのままかいてあるだけなんですが、そのインパクトで伝説のブログがあります。

スウェーデンとほほ

今日は、前回の続きで、なぜ移民は仕事が得にくいのか、ということに関してひとつの答えがここにあります。

抜粋(というかコピペ)しますと

(スウェーデンとほほからの引用開始)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「日本名を使ったら仕事見つかんないよ。」

かれこれ10年近くになるけど、学校の先生が「あなたはこっちの人と結婚するから問題ないけど、外国人は名前がスウェ―デン人や西ヨ―ロッパ人とは違うものだと、就職活動の時に履歴書すら見てもらえないのよ。外国人名、特にイスラムの名前だったりするとごみ箱行きだから、あなたが結婚するときは名字を変えることを薦めるわ。」と言ったの。イスラム教徒の友人がたくさんいる私ははっきり言ってものすごく気分を害したのよね。
ところが最近職安に行って係のおじさんと喋る機会があったんだけど、まずわたしの顔と経歴書を見て「あ、スウェ―デン人と結婚しているんだ。よかったな。日本の名前で履歴書を出しても、紙ヒコ ―キにして遊ばれるか、ごみ箱にポイだよ。」と言ったの!何それ、どういう意味!?「紙ヒコ―キ、分かる?紙でヒコ―キを作って飛ばすの。」、、、スウェ―デン語は通じています!そうじゃなくて、失礼じゃない??「いや、つまり外国人には就職のチャンスが少ないけれど、きみはスウェ―デン人の名字だからチャンスがある、ラッキ―って意味だよ。」わたしの名前がスウェ―デン人のものでも、面接でスウェ―デン人じゃないって判明すれば同じじゃないんですか?「面接に呼ばれるだけでも、ラッキ―だと思わないか?スウェ―デン人ですら失業しているのに。実際に中近東出身の移民はこぞって名前をスウェ―デン人名に変更しているよ。そうでもしなきゃ、仕事が見つからないってこと。」雇用における外国人差別はなにも日本だけじゃないのね。でも、職安の係自らこんな差別的発言をしていいのかね?
なんかさ、自分がひどい事言われてもヘコまないけど、他の外国人を悪く言われるとまるで友人を中傷された気分になって、一日中悲しい思いをしてしまう 。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(スウェーデンとほほからの引用終了)

ようするに、名前がスウェーデン人でないと履歴書が紙ヒコーキになってしまっていたわけです。

もちろん、いろいろな理由がありそのひとつなんでしょうけど。こちらが長い日本人さんによると
「ここはスウェーデンですので、当然仕事か何かで経済的なものが関わってくる場合には、スウェーデン人が移民よりも優先されるのは当然です。」とのことです。

ちなみに、スウェーデン人がEUのほかの国の国民より、そしてEU外の国の国民より優遇されるのは当然といえるでしょうけど、移民でもすでに国籍がスウェーデン人になってたらスウェーデン人だと思うんですけどね。
まあ、ふつうに競争原理が働いて新スウェーデン人よりスウェーデン原人が勝つことがおおいのはわかります。というわけで、移民の仕事として多いのは掃除婦、ケバブ屋などの飲食店、そしてタクシーの運転手、という印象です。
またまた余談ですが、以前、こちらの日本人がよくみる掲示板で、すでにもうその記述がないので記憶をたどると
「日本人がつけるスウェーデンでの仕事としては、日本人相手の食料品店か飲食店くらいしかない」
という趣旨の書き込みがあり、それにたいして
「くらいしかないとはなにごとか!」とくってかかってる人がいました。
実際のところ、上記のことくらいしかない、という発言はまあ妥当なところだと僕は思ったんですけどね。
・・・・・・・・・・・・・
(私のブログのコピペ終了)



前回のエントリーの内容とほぼ同じことを2008年に私いってますね。
というわけで、この国の現状はここのところこんなところです。
ちょっと加えると、とあるブログで、こちらが長い日本人女性が
「ここはスウェーデンですので、当然仕事か何かで経済的なものが関わってくる場合には、スウェーデン人が移民よりも優先されるのは当然です。」
こう書き込んだときはおもわず私はのけぞりました。全く正論なんですが、私はちがうわ、というオーラがよくでてました。ちなみに、私のブログの読者から私に同様な批評をいただいたことがあります。その言葉はきちんと受け止めております。知人にも「なにいってんの?あなたも移民なのよ!!」と叱責されたこともあります。私の場合名前で差別されたことはありませんが、スウェーデン語能力で危うい状況にたったことは多々ありますし、今現在も予断を許さない状況です。
話は戻すと、今回のウプサラ大学のルーマニア人学生さんは、昔からのカミヒコーキ伝説を実証した、という価値はあると思いますが、はっきりいってこの国では昔も今も暗黙のことでした。

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移民地域の小学校と環境

移民を受け入れた場合の問題として、子供の教育の問題、があげられます。
それでは移民を積極的に受け入れ、一部では移民系が人口の90%を占めるような町もあるスウェーデンはどうなんでしょうか。

自分の直接の経験はないので例のごとく他の方のブログの紹介。

こちらのブログはすでに停止して長いですが、2006年の段階の状況がよくわかります。
2013年の段階でまあ大差ないと思います。名前の部分は差し替えてまたコピペさせてもらいます。

出典
http://tohohonoshufu.blog18.fc2.com/blog-entry-6.html

引用開始
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

先週、XXXを学校へ迎えに行く為、
バス停でバスを待っていたの。

バス停には、
私以外に中東系の女の子ひとりと、
スウェーデン人のおじさん3~4人。

XXXの学校は、
移民が多く住んでいるエリアにあって、
学校の生徒の8割以上は移民の子孫。
で、
待っているバスは、その移民居住エリア行き。

しばらくすると、
年齢的に60歳を超えた、
きちんとした身なりのオバサンがやって来て、
いきなりスゴイ剣幕でバスを待ってた中東系の女の子に
フィンランド語で怒鳴り始めたの。

ワタクシの数少ないフィンランド語の語彙の中の
大多数を占める罵倒・中傷語の殆どが出てきて、
このオバサンは、この中近東の女の子を罵倒してると分かったわ。

で、最後に英語の4文字卑猥語に相当する
フィンランド語を吐き捨てて、
で、今度はそのバアサン、
ワタクシのところにやって来てよ!

ものすごいフィンランド語訛りの強いスウェーデン語で

「あんたたち、
自分達が何してるか分かってるの!?
忌々しい移民の売女が、
この国を穢してるのよ!
このバスに乗る乗客の殆どが汚らしい移民!
あ~、いやだ、いやだ!!
アンタたちなんか、
生きる意味もない、存在価値もない、
けがらわしい売春婦なんだよ!」

最後にワタクシの足元に「ぺっ!」と
ツバを吐き捨てて、フェイドアウト。


「アナタね、
人のこと汚いとかいう前に、
アナタのその汚らしいフィンランド語訛りを
なんとかしなさいよ。」
、、、なんてツッコミは
後から出てきて。


ワタクシも中東の女の子も、
そしてその場にいたスウェーデン人も
( ゜Д゜)ポカーンとしてバアサンを眺めて。

すごいわ、
2ちゃんねるの罵倒シーンの生中継みたい。


で、
ワタクシたちは、何も無かったようにバスに乗って。



このテの罵倒は初めてじゃないわ。

でも、周囲にスウェーデン人がいたのに
罵倒されたのは初めて。
スゴイ勇気があるじゃなくって、
あのババア!?


バスの中で色々考えてしまったわ。

これから向かう移民エリアの人々は
多かれ少なかれ、
このテの罵倒語をスウェーデン人から
日常茶飯的に受けて生きている。

スウェーデン人が嫌がる肉体労働という職種を
積極的に受け入れてがんばっているのに、
面識のないババアに

「生きる価値もない汚らわしい移民!」

と罵られ、
それでも耐えながら生きていく。

そりゃ、楽しくはないわよね?
当然ながら、
スウェーデン人や社会に対しての憎悪が増し、
子ども達に影響してくる、、、。

XXXの通う学校の子どもは
本当に暴力的で問題行動が多い子どもばかり。
1ヶ月間にナント、
150回もの暴力事件が起きているの。

でも、
子ども達が悪いんじゃなく、
彼らは社会の犠牲者だと思うのね。
あのババアのハナシを聞いて
なお更、そう思ったわ。

学校でよく、
父兄懇談会があったりするんだけど、
出席する親はうちのパパを含め、
毎回、スウェーデン人3人だけ。

これには校長も激怒して
「いつも問題を起こす子どもは
移民の子なのに、
その親は全く無責任で
子どもの学校に関して無関心!」

、、、ま、
これにはワタクシも同意したんだけれど、
しばらくして、
父兄懇談会に来ない移民の親達の多くが
スウェーデン語が読めず、
学校からのお知らせも全く意味不明だったことが判明。

盲点だったといいましょうか、
懇談会に来ないから即、
移民は無責任と結論付けるのは
早急すぎて。


かといって、
移民側の立場に立ってばかりはいられないのよね。

現に、
XXXはこの学校に通い始めてから
少しづつ荒れてきたの。
集団で殴られて帰ってきては、
親は黙っていられないわよっ(怒)!!

日本と違って即転校できる国じゃないから、
今、他の学校の順番待ちをしてるところ。
懇談会出席の他のスウェーデン人もそうしてる。
酷いときは、
授業ボイコットもしてるんだけど、
結局、こうして移民とスウェーデン人は共存することなく、
スウェーデン人は移民居住区から逃げ出して行くのね。



なんだか、
ハナシがゴチャゴチャでまとまらないんだけれども、
移民問題は底なし沼のように深くて、
ひとたび足を取られると大変。

時々、
空を見上げて、
みんなが微笑んで暮らせる世界に行きたい、
と思ったりなんかしてよ。




、、、、というわけで、
エネルギー注入の為、
明日からスペインへ小旅行に出かけます。

みなさま、ごきげんよう~


追伸:
このテのハナシはスウェーデン人にしても無駄よ。
思い切り大爆笑されるか、
「キミの聞き違いか誤解だ」と否定されるか。
うちのダンナは前者、
腹立つからもう、何も言わないことにしてるのよ、
ワタクシ(怒)。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
引用終わり


ポイントは何か所かありますが
「移民問題は底なし沼のように深くて、
ひとたび足を取られると大変。」

まさにその通りでしょう。荒れる学校、暴力沙汰が日常茶飯事。
いつも問題を起こすのは移民の子、という現実。
そして、移民に対して露骨に暴言を吐く人達などなど。
負の連鎖といったところでしょうか。

で、偉い人は、移民が多い地域が社会問題が少ないなんて論説を新聞にだし
政治家は、これらの移民社会問題に対してなにか有効な対策を施しているわけで無し。

この方のブログは例の見られなくなった伝説のブログ「スウェーデンとほほ」の続編です。このブログも残念ながらお子さんが転校されたところで終了してますが、是非復帰を期待しております。

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