ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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小池真理子 怪しい隣人 ネタバレあり

小池真理子さんと言えば、直木賞受賞作の恋が面白かったけど、短編集、怪しい隣人、クロアチアの海辺で読みました。
ネタバレあります。


人間の善意と悪意、翻弄される人たち。

「妻と未亡人」
友人が亡くなり、その若い未亡人にせっせと貢ぐ下心全開の中年男性。当然の悲惨なラスト。いい戒めになった一品。

「家鳴り」
悲惨な奥さん。様々な制限を旦那など(海外単身赴任もち現地でエンジョイ中)家と共に自我崩壊。ビジュアルにもエグい一品。

「終の道づれ」
最後のページが壮絶。ヘルパーさん、「いい気味ですよ」
人に鬱陶しい思いをさせてはいけない。を思い返す一品。

「寺田家の花嫁」
田舎での生活を夢みた女性が受けるまさかのどんでん返し。旦那、その母と妹みんなロクデナシ。

「本当のこと」
本当のこと、にしか興味のない12歳の女の子に巻き込まれた、トロい女性。最後までうちのめされて終了。

「隣の他人」
イケメン中年男性、不倫旅行が想像を超えた悲惨な目に。

と、真夏のビーチサイドを涼しくさせる一冊でした。星5行ってみよう



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岡嶋二人 殺人者志願 ネタバレあり



岡嶋二人 殺人者志願 をクロアチアのビーチで読みました。
古い、昭和の自称ミステリー

長編で最後まで読んだのですが、今迄読んだミステリーの中でダントツの最悪でした。生活力のない夫婦が借金同等の報酬(220万)で殺人を請け負い、ターゲットの隣に引っ越して壁に穴を開けて、睡眠薬盛って寝てるうちにロープでクビ締めようとしたら依頼者が死んでた。犯人は同じフロアの独り者。
コミカルに書こうとする文体はイタく、くそすぎる主人公夫婦には当然嫌悪感しか湧かず、プロットもくそで長いだけの一品。最後もくそ。まあ誰も読まないと思うが星はマイナス5
解説の宮部みゆきの文章も呆れて読めないレベル

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蛇にピアス ネタバレあり

旅先で読んだ一冊

蛇にピアス 金原ひとみ

2004年芥川賞受賞作品 11年熟成させてクロアチアのビーチで読む。ちなみにWalkman SMAPを聴きながら。


アマゾンの評価はまさに酷評オンパレード。
解説で彼女を推した村上龍も分からないと書いてる部分もある。
ま、これ19歳の時に書いたのならやっぱ凄いと思います。彼女の経歴見たらその後も賞とってますが、期待どおりに成長し世にこれといった作品を作っているかと言うとやはり、大成しなかったと結論していいかと思います。
この本でおもしろい表現は幾つかあったのですが、iPhoneでそれ指摘するの面倒なので。

ただ、最後の殺人者は予想させないよううまく書いていたので(伏線張りまくりながらも)そこは評価したいです。
ただ、主人公のその後の行動が?なんですけどね。
そこだけと若さ(当事)で将来性を買って(書きながら虚し)星2、5

今となっては、過去の芥川賞話題作品ツアーの一つとしての価値くらいでしょう。

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「葉桜の季節に君を想うということ」  歌野晶午 ネタバレあり

「葉桜の季節に君を想うということ」  歌野晶午 ネタバレあり いきます。

読書の秋 イン スウェーデン

昨日、ネットで勧められた本です。

21世紀、ここはスウェーデン。読みたい本が、ネットで電子書籍としてぽんと購入できてすぐ読み始められる。便利な世の中になったものだねえ。

私は昭和世代。昔、本屋でよく読みたい本を注文しましたわ。。。

昭和は遠くなりにけり。 時は流れる。

しかし、そんな、ネットもなく、携帯もiPhoneもない、いろんなことが不便だった時代を知っていること、生きたことはじつは少し誇らしいことでもある。社会の成長、町の変化。技術の進化、そして、なーんにも変わらない人間。


とはいうものの、以前、嫉妬、ということに関してえらそうなこと書いたけど、もちろん多くの嫉妬の感情を抱えて生きております。日本でおいしいもの毎日くってるみなさんにももちろん。居酒屋で焼き鳥くってビール飲みながら野球中継をみているおっさんにも。
特に、若さ、への嫉妬は当然、年々増すばかり。特に、20代のみなさんは、うらやましいねえ。しかし、こればかりは、時計を止められないし、若返ることはできないので、はいおっさん、残念でした! で終わり。 そう 世の中とは残酷なものなのである。

で、この小説、早速ネタバレ全開でいきますので、今後読む予定の人はここでさようなら。



はい、もののみごとにトリックにひっかかりましたよ。


主人公、20代かと思っていたら、70のじーさんだった。
そして、他の登場人物も、はい、じーさんばーさんだらけ。

そこまでで画像イメージしながら読んでいたその、イメージが、そう、年齢としての設定が全て崩れ去り、残りはじーさんばーさんもーどで読み直さないといけなかった。

そう、そうだますように、序盤からこの小説とばしております。

最初の描写が、買春ですわ。射精ですわ。
ローバーミニ、ですわ。
ベンチプレスで80kgあげる腹筋われ、ですわ。
後輩きよしが、現役高校生、ですわ。(彼がたばこすったり酒のんだりしているのと、高校生イコール10代ではないといわれたらそれまでだが)
そして、愛子さんが、自分の旦那のことを「おじいさんが」というんだわ。
ふつう、主人、っていうやろ!
で、愛子さんの年齢ごとだまされる
そして、妹が金髪でどーとかとか、で、これも年齢を勘違いさせる。ハワイに友達と旅行とか、もう、読み返しても文句いわれないぎりぎりラインでだましてきてます。
読者のワレが勝手に年齢勘違いしたやんけ!若ぶっとるけど実年齢が若いなんて一言もかいとらんやんけ、と。
やくざですな。

というわけで、他の謎解きよりも、この年齢詐称でストーリーがすすんでそれがだまされるところがこの小説のきもで、ほかにもトリックはあるが、とにかくこれでしょう。

まあ、この手の小説は、だまされるために読んでいるようなもんで、で、そのだまされ方で爽快感を得られるか、どうか、という点なんですが

うーん、 正直、 びみょーーー やね。

やっぱり ずるいわ

というのが 正直な感想です。とくに、主人をおじいさんと第三者にいう、これはやっぱり反則。
え?普通なん?来客に、主人がなくなったこと、おじいさんがなくなった、ていう?


全く知らんかったんだけど、昔いろいろ賞をとった作品だそうです。
アマゾンの書評も1がやまほど、というほどではないので、みなさん、まあ、満足されたのでしょう。

他の人の書評を引用
引用はこちらのブログから http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/book/hazakura.html
本書には、事件(久高隆一郎の死、ヤクザ惨殺、そして“安藤士郎”にかけられた保険)の真相を解明するという謎解き的な要素もありますが、それ以上に読者を騙す叙述トリックの方に重点が置かれています。実際のところ、(1)“墓を掘る男”(例えば8頁~9頁)を安藤士郎と見せかける人物誤認トリック、(2)“麻宮さくら”と古屋節子を別人と見せかける一人二役トリック、(3)登場人物たちの年齢を誤認させるトリック、そして(4)成瀬のヤクザ修行を描いたパートの時代を誤認させるトリックという、実に四種類もの叙述トリックが仕掛けられており、綱渡りを成し遂げた作者の巧みな手腕が光ります。
(引用終わり)

墓堀りは、最初から出てきて、当然かんちがいよ。
そうそう、たとえば、二人とも相手を別人とだましていた、これは面白かった。
で、やくざ時代の活躍。これねえ、このトリックをいうか、惨殺のからくり(覚せい剤をコンドームに入れて飲み込んで死亡。共犯者に腹を割られて回収される)をみぬけなかったのは我ながら、残念やったわあ。これは高評価。
そう、やくざ時代の年代トリック。福岡ホークス、ああ、たしか巨人と日本シリーズしたわな、とだまされました。
まあ、悪くない。

しつこいようだけど、やはり(3)登場人物たちの年齢を誤認させるトリック、が あれやったねえ。

たしかに、最後、読むのが止まらなくなって、今、深夜ですわ。明日の仕事もあるのに。

というわけで、3)以外、楽しかったです。ていうかそれが小説のきもなんですけどね。

あと、そう、年取ってもやりたいことやっていきようぜ!てな感じでアラ70歳犯罪者ふたりが最終章でもりあがってますが、それは、まあ、この年齢トリックを正当化させるごたくでしかないわな。おとなしく余生を牢屋ですごせや、とくにばーさん、てな感じです。

というわけで、まあ、機会があったらこの作者のほかの作品もよんでもいいかな、てかんじです。

星は、うーん、3かな。

ご紹介ありがとうございました!


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小説 イニシエーションン・ラブ  乾くるみ ネタバレあり

小説 イニシエーションン・ラブ  乾くるみ ネタバレあり です。

これから、映画そして小説を読もうとしている人は今日はここまで。
さらに、セカンドラブという小説もネタバレさせつつ絡めますので、それも読む予定の人は今日はここまで。



小説 セカンド・ラブ  乾くるみ を読んだ後の私のつぶやきはこちら

Maggie Q2000
https://twitter.com/MaggieQ2000/status/593892222862544897
セカンドラブって小説よんで、アレな気分になった。作者の乾くるみの写真を見てさらにアレな気分になった。そういうのがいいって人向けのくだらないけどアレな小説。イニシエーションラブも読まざるを得ない。
23:38 - 2015年4月30日


あれあれ、と書いてあるけど、ようするに、超不快な気分になった小説。

かくよネタバレ


ひとりふたやく、にみせかけて、ちがって、やっぱりひとりふたやく
あえて性格をかえて、男の前に登場

そして、最初のシーンを読み返して、とりあえず結婚しているようにみせかける。
ここポイントね。
ようするに、おばけがふられた女の結婚式にいってうえから眺めていた。

おいおい、そんなことで、ふられたくらいで、しぬなや、という小説。


で、
小説 イニシエーションン・ラブ  乾くるみ ネタバレあり


どうせ、また、ろくでもない女がでてきて、だれかが死ぬんだろう、と読んだ。

最後のどんでん返し、以外、乾くるみ(おとこ)がやりたいことがないことはわかっていた。

しかし、まあ、今回のおち、は、





A面 B面、で主人公の男の姓、とあだな、たっくん、が同じだったけど
鈴木夕樹 と 鈴木辰也
の違う男が、時間をだぶらせて、ひとりの女、繭子とつきあってた、という

繭子ふたまた物語、ちゃんちゃん

でした。

で、煮え切れない思いをかかえて、検索したら、これ以上ない、というブログでの説明をヒットした。

謎解き『イニシエーション・ラブ』 序章 時系列データ
http://gonza.seesaa.net/article/2124042.html

これはふたまた時系列を書いてくれているので、いっぱつで了解。

まあ、デートの日を変えたりしたり、便秘でデートぶっちしたり、と不審な行動がみられた繭子

で、B面では、たっくんの性格と行動が中途半端にだぶらせて、しかし、酒であばれたりおしゃれになったり他の女にくどかれたりと、どうも一致しない、

で、最後の2行のちょっと前に、物理学科、というところで、ああ、ちゃうひとやん、でおわり 

その自慢の最後の2行は、ああ、名前これね、で終わった訳。


私の好きなアマゾン書評はこちら。コピペします。
「物語の退屈さ、登場人物の魅力の無さ、
読後に覚えるなんとも不愉快な気持ち悪さは筆舌に尽くしがたいものがあります。

要は登場人物が全員バカなんですよ。愛されるバカとかそういう意味ではなく、
見ていてイライラするうすっぺらな自己愛過多のバカばっかりで、
バカがバカ同士で喧嘩しようが二股かけようが堕胎しようが、どうぞご勝手に、
という気持ちにさせられるんですね。

作者が伝えたい事は、物語の内容よりも「大仕掛けのどんでん返し一発!」
なのでしょうが、はっきり言って仕掛けそのものは過去の名作の
劣化版焼き直しに過ぎません。」

ま、この、不快感を読者に共有させること、が、この小説と小説家の生き甲斐なのでしょう。

文章は、純文学、芥川賞作品を読んだ後ということもあるけど、まさに、酷い質。
ストーリーも、はい、かわいいこでてきました、、はい、うまくいきました
はい、セクシーな同僚でてきました、はい、誘惑されまっした、はい、のりました

はい、繭子が一枚うわてでした。ちゃんちゃん

こんなかんじですわ。

で、この小説は映画化されたそうな。

とりあえず、それは見たいね。時系列をどう再現したのかが気になるから。

まあ、芸人にプッシュされ、映画化までされたので、星ひとつがおおかろうが

乾くるみ(中年男性) の勝ち。


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