ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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松井とイチロー

野球なんか誰も興味が無いスウェーデンの地上波で野球を見ることはなく、ニュースはネット、プレーはMLBのサイトもしくはたまにYoutubeでみるくらい。

ちなみに私にとって1番のスポーツはがきの頃からいまに至るまで野球である。

今年はMLBのニュースを見るのはちょっとつらかった。どうみても落日の二人の偉大な選手の数字である。

当たり前だが、スポーツ選手は現役のうちはそのアスリートとしての能力に給料が払われており
他の選手よりも見劣りがするとなると当然レギュラーからははずされ、給料もさがり、そして契約も解除される。

スポーツ選手の寿命はそのスポーツの種類にもよるが、野球だとだいたい40歳で殆どの選手が引退。
40こえて現役、というのはまさにすごいことである。そもそもその年まで首にならずにプレーできて、さらにその年でも給料をはらう価値があるということだからである。

そして、30台後半にほとんどの選手の場合で成績が下降する。

どんなスーパースターでも、である。

まずは松井選手。レイズというチームに契約にこぎついて、早速ホームランを2本打ったのは胸が熱くなった。
しかし、その後の成績はさっぱりで、さらに足の負傷、18打席チャンスでも凡退を繰り返したのなら、もうこれは球団としては彼を(戦力として)雇う理由は全くなくなっただろう。

そして、昨日の解雇。当然の結果といっていいだろう。

そして、イチロー選手。彼は、日本のプロ野球の歴史上、そしてMLBの歴史上、最も優秀な日本人選手であったことに異論は(あまり)ないと思われる。

日本での連続首位打者、最多安打記録。MLBでの最多安打記録、首位打者、MVP,つみかさねた安打数、そして守備での記憶も含め。

そんな彼も年間200本安打の記録が昨年途絶え、今年の打率は2割6分台。
マリナーズにとっても彼の存在は非常にやっかいとなってきた。

打てない理由は彼自身が一番わかっている、とおもう。テニスにたとえられた彼のバットコントロールの技術が衰えたわけではないだろう。MLBの最先端で数字を残せるだけの、視力、動態視力の微妙な衰え、そしてほんのわずかな筋力の低下という要素でいままで保ってきたバランスが崩れてきた、と想像している。

私は彼のプレーを生で日本でもMLBでも見たことがある(もう10年以上前だが)。打席に入るまでの一連の動作に、いかに技術的な職種でルーティーンを続けることが重要か、ということをまざまざと見せ付けられた。

彼の最近の打席に入るまでの動作を見たことは無いが、きっと10年前と全く同じだと思う。

そして、彼は今年優勝が狙えるチームへの移籍を志願して、ヤンキースに電撃トレードとなった。

ヘルメットをとってファンにお辞儀をした彼の姿をみて熱くなった。
同時に、彼の髪にあれだけの白髪がまじっていることをはじめて知った。

彼にとって今回の移籍はまさに職歴の最後を鮮烈に彩るものとなるだろう。

移籍したら打率が突然アップするなんてことは考えられない。そして、あの彼が守備と走塁で存在価値を保つ時期がヤンキースで続くかどうかもわからない。

今年の彼のワールドシリーズ優勝への挑戦は、彼のキャリアの、いままでの野球人生の締めくくりとなるだろう。

来年彼がヤンキースと契約できるかどうかもそれにかかっているだろう。

松井選手のとる道は、このままFAとしてアメリカに残って次のチャンスを待つか、日本に戻るか、引退するかである。私は彼の豪快なホームランも特殊な人間性にも強く惹かれていた。彼の選択を見届けたい。

イチロー選手には輝くチャンピオンリングをこの秋につけてほしいものである。

追伸。ヤンキース黒田投手の頑張りには脱帽である。

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