ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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映画 テルマエ ロマエ ねたばれあり

年末と言えば映画

というわけで、映画 テルマエ ロマエ を楽しんだ。

最初、顔が濃い阿部寛が外国人に交じって古代ローマ人ルシウスに扮するところから全く違和感なし。
そして、古代ローマ帝国の浴場設計技師の彼が、アイディアに行き詰まるたびに日本の銭湯や個人の家の風呂、バストイレ売り場、そして温泉にタイムスリップして、いったりきたりしながら「平たい顔族」のアイディアをどんどん古代ローマに再現するその面白さ。
便器でお尻を洗って恍惚となるそのうらやましさ(スウェーデンにはウオシュレットはありません)
温泉街の遊びの弓でバナナをぱくった猿を狙う勇ましさ!
前半で泣き笑いしたあと、後半は、問題解決のためにややシリアスに動き出す主人公。
そして、そこに現代日本からタイムスリップした連中が合流して大活躍して、無事問題を解決!!

なにがびっくりしたか、というと竹内力のおっさんぶり。
私は難波金融伝・ミナミの帝王のかこいい彼が大好きで、
これたけうちりきちゃう?と横からいわれても、違う!こんなぶよぶよのおっさんんじゃない!誰かにた俳優だ!と否定したのですが。エンドロールでしっかり竹内力が表記されていて茫然。

ま、俳優さんはなんにでもなれるってことで。。

上戸彩は当たり役だったと思う。原作知らないし、原作好きな人で彼女は不必要とコメントしてた人もいるけど、私的にはありだった。ユーモラスでそして古代ローマで活躍する女性を演じてたと思う。

他、市村正親の皇帝の強さと弱さ、北村一輝のいやなおとこっぷり、そして宍戸開の誠実そうなところ、と脇も固まっていたと思う。

というわけで、おもしろそして楽しい気持ちになるコメディーでした。

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映画 容疑者Xの献身 ねたばれあり

東野圭吾 直木賞作品 容疑者Xの献身 映画をやっと見た。

この小説も彼の作品のなかで好きなもののひとつ。
検索していたら、「本格論争」なるものがあったことを今知った。
小説を読んだのは大分前なので、今となっては伏線に関しては覚えてないが、個人的には、やはり、石神が行ったトリック、アリバイトリックと見せかけた死体すり替えトリック、には仰天しました。
そして、最後のシーンの切なさは心に刻み込まれておりました。

そして、この映画化された作品、
最後のシーン、靖子が現れ、そして償うことを話し、そして石神が号泣するシーン
ここは私的にはやはり心を打ちました。

絶望してまさに首をつろうとしていたところに現れた靖子と美里、そして彼の生き甲斐がそこから生まれた。
友人のトリックを見破った湯川のつらそうな姿。
これらも再現されていて、私的には重いそして小説同様の評価を与えるにたるものとなりました。

草薙さんがあまり重要でなかったり、内海がでばりすぎたりはちょっと個人的には逆がいいかなとは思いました。
後、最後に美里が自殺未遂を小説ではおこすのですが、それは映画でははしょられていた。
これは靖子だけでない美里の気持ちも表現するうえであったほうがよかったのでは、とは思いましたが。

福山雅治はかっこいいし、堤真一の演技もさすが(かっこよすぎてミスキャストという評価の人もいたが、くたびびれた男を表現できてたと思う)、だし、松雪泰子も好きな女優さんなんですが、その魅力がでてましたな。Goo映画での評価もYahoo映画での評価も高いですな。

気になったのは登った山。検索したら「北アルプス唐松岳の東に伸びる八方尾根」とのことでした。この映画オリジナルシーンが必要かどうかは評価が分かれるかもしれませんね。

というわけで、小説も映画も好きな作品となりました。

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映画 白夜行 ねたばれあり

クリスマスの夜見た映画は白夜行

原作、東野圭吾。彼の作品の中では異質でかつ一番好きである。
やはり、ダーティーヒロイン 雪穂の魅力が凄いからである。

テレビ化されたものは見てない。

映画では堀北真希。
彼女は、ALWAYS 三丁目の夕日でのかわいらしさはすごかった。

で、この映画では、魔性の女を演じている。

そして私の感想。

もっと彼女、雪穂が見たかった。ストーリー自体は小説と大幅に異なっているが、発端となる事件そして流れの雰囲気は小説と似ている。

しかし、最後の最後、元刑事さんが頑張りすぎた。
父親代わりになる、はいきすぎ。
そして、亮司の自殺。
原作の彼は、少なくともこういう形での情にほだされ、罪の意識からの自殺はしない。

しかし、その死を見届けてからの彼女の演技、素晴らしかった。
そこがこの映画の山場であり、彼女の全てを集約させたところだから。

今までの彼との、直接はコンタクトはないがずっと一緒にいた。
そして、現実の世の中から彼が消えた。
一瞬の放心状態
そして、これからも私はひとりで白夜のような世界をいきていかなければならない。
そして、目の前のパトロンをみて、全てが現実に戻る。R and Y のオープン前日の夜へ。
彼女のキャリアはこれから、である。

堀北さんの魅力が存分に出た作品といえる。
白い背中がみられたこともうれしくはあった。


余談だが、白夜
私は北極圏は冬しかいったことがないので、ほんまもんの白夜は知らない。
しかしながら、夜11時過ぎても明るくて、ちょっと薄暗くなり、そして午前2時には明るくなるこの辺りの気候は毎年のことである。
私は東野氏が白夜についてちょっと勘違いをしているのではないか、という気持ちはある。

ま、それはさておき、この映画、評価はまちまち。
原作が人気が高いと必ずこうなる。
あの長編が精密に再現されるわけはないと私は初めから思っていたので問題なかった。
むしろ、昭和55年~平成元年頃の雰囲気を再現してくれているのは懐かしくてよかったですわ。

そんな一作。時間は長かったけどそれほど長くも感じなかったし、はよー主演だせーとは思いましたが、ま、私の評価は悪くはないです。

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映画 ひみつのアッコちゃん ねたばれあり

日本から帰るフィンエア―でみた この映画

おもしろかったですよ。予想以上に

最初、なぜ、よしこちゃんと3兄弟がでないんだ!と思ったら
それは魔法使いサリーのほうで、自分の記憶がまちがっておった。

で、じゃあ昔のアニメの再放送アッコちゃんで覚えているのは
テーマソングとエンディング
あっこちゃーん あっこちゃーん
すきすきー
あー あー ああああ なっとー
という歌くらいで、登場人物は覚えてないことに気付く。

それはともあれ、この映画
アッコちゃんが大人に変身して巻き起こすストーリー
株主総会での演説はすばらしかった。
そして、最後の工場爆破の危機を救うところ
あの兄ちゃんとのほろにがい恋心
彼女が変身したおっさんのきしょい演技
などなど。

正直 おもしろかった。もちろん主演の綾瀬はるかの魅力によるものなんだろうけどね。

というわけで、まあ、フィンエア―でのおすすめの一品だな。

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映画 劒岳 点の記 ねたばれあり

クリスマスイブイブの夜
先日読んで面白かった 劒岳 点の記
ぜひ、映画が見たい!と思ってたが、検索してみることが出来た。

感想

期待が大きかったからか、期待外れ。これはネットで検索したところ同感の人も多いみたいだった。
もちろん絵はいい。
しかし、ストーリーは中だるみで、ワインも回ってたので眠気との戦い。
なにより、最後の最後の登頂シーンがはしょられて、はい、頂上。

一番難しいシーン、そして一番見たかった感動のシーンをごまかされた感じ。

その失望感をごまかすためか、原作にない、小島の手旗、信の手旗がえし、僕たちは仲間だ!長次郎の息子からの手紙や柴崎妻の最後の登場。

しらじらしい。

うーん、せっかくの映像と香川をはじめとした名演も台無しという感じ。

興味をひいて検索したことと言えば、山岳隊の隊員が、柴崎らにこちらは欧州からの最新鋭の装備を備えている、と自慢げに話すシーンで、コンロを
「これはスウェーデン製で」
と言ってたところ。
これは検索したら興味深いネタがいくつかあったのでそれは面白かった。

というわけで、山の映像が見たい人はどうぞという感じ。

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サンタの季節


ジャミラ

出典はこちら。怪獣wiki特撮大百科事典
http://wiki.livedoor.jp/ebatan/d/%A5%B8%A5%E3%A5%DF%A5%E9
そちらでジャミラの悲しいストーリーも読めます。

12月18日火曜日

朝のバスの中で無料新聞METROを読む。
記事の一つに、「サンタの格好をして子供にプレゼントを渡す時の心得数か条」
というのがあった。突然現れたら驚かせてしまうので注意。ちょっと前に妻に、サンタさんはもう少しでくるお、と電話をいれて登場を予告するといい」などの指示が書かれていた。サンタの発祥地をフィンランドと激しく争っているスウェーデンであるが、これに関してはフィンランドの方が優勢ではある。

朝の仕事前に夕方の共同研究者とのミーティングのための書類準備

仕事。

昼過ぎにボスと先日第一稿を書いたチャプターのFiguresについて話し、変更点を確認。

仕事。

夕方、共同研究者と中央駅で待ち合わせ。カフェでデータ解析方法の指示を受ける。
日本の首都ならこの後飲みに行くこともあるだろうが、ここではそんな習慣はなし。
ひとりでも行きたいような店も皆無でそのまま帰宅。

帰宅。飯。まだ雪が残っていたころにいったヘルシンキ行きの船の中で安くかったFINLANDIA(ウオッカ)を飲む。今ある酒を全部飲み終わるまで新しいビールもワインも買わないという方針。

ニュースではバルセロナのメッシ選手が2018年まで契約延長とのニュース。今年はゴールの記録も塗り替えて、まさに現役では最高選手。子供もできたし、まさに絶頂。すばらしい!

今日の夜はとりあえず休暇として明日からがんばろう。

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好きなブログ

私の好きなブログ日記はこちら
一私小説書きの日乗
2011年の「苦役列車」の芥川賞受賞作家、西村賢太氏の日記である。

読めば面白さはわかる。特に、苦役列車映画版への感想や出版社とのやり取りが秀逸である。
そして、その日のお食事。うらやましくて仕方ない。

好きなブログのちょっと真似をしてみたい。

12月17日月曜日

新しい週のはじまり。一週間の休暇明けということもあり気が重い。
朝食は味噌汁。
ちょっと嫌な予感がしたのでバスの時間をネットで検索したら、私が旅行している間に冬の時刻表に変わっていた。
まだ暗い時間に部屋を出る。外は雪景色である。除雪はいい加減。足元には気をつけないといけない。
上司に確認せねばならぬことがあり、朝その話をしたら、杞憂だったとわかり一息。
しかし、不満な状況が好転したわけではない。別の上司にネゴが必要も、休暇中なのでメールを送る。

一日の仕事をやや残して終了。帰路へ。

夕食はダイエットメニュー。太りやすい体質を呪うも仕方なし。
明日、研究の件で共同研究者に会うことになっており、その準備。
はかどらず、ツイッターをみたりする。
自民党の圧勝。この日をあの悪夢の2009年政権交代からずっと待ち続けていた。

ちなみにこちらのローカル新聞ネタは、例えば、今年はボート(のモーターなども含めた)盗難多発。車の盗難などがバルト海の向こう側に運ばれて売られているが警察も苦労している、組織的な路上物乞いの法的規制を提案、など。ユートピアらしいほのぼのとしたエピソードである。

そして、結局終わらなかった分は明日の朝に回して、空腹を抱えて寝る。

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プラチナデータ 東野圭吾 ねたばれあり

旅で読み始めて帰国後一気に読み終えた一冊

来年には映画化されるそうな。

アマゾンでの説明はこちら
「国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA操作システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。」

ネタバレありますので、これから読む人はここまで




さらりとして、そして最後にはどんでん返しがいつものごとく用意されてあって、私としては楽しめたけど、他の人も書いてたけど、彼の作品としては最上級とはいえないかも。
いってみれば、SFの要素が強すぎますな。この前よんだジェノサイドやスウェーデンのドラゴンタトゥーの女に通じるものがある。

主人公の秘密、ま、すぐわかるのですが、2重人格、その人格を行き来するための薬がある。
その2重人格のどちらの側にも共通してでてくる謎の少女
犯罪に使われた頭にはめる電流の何か
そして、数学の天才少女がつくる天才的なシステム、モーグルという名前のソフトの存在
アメリカからの日系美人女性、そして彼女の準備するものや活動など

私としては、地道な推理小説が好きなので、これらの空想的ポイントがある以上はSFスリルものという分野ですな。

それはそれとして、逃亡劇の面白さ、しがない刑事の最後の意地の見せ所、そして、どんでんがえしの結末、犯人の登場。
さらに、少女の謎が最後に解かれて、へーっとおもって終了します。このあたりの面白さは、絵の謎解きも含めて、秀逸だったと思います。

プラチナデータとは何かは読めばわかりますが、現実におこりうるテーマという感じもあります。

ちなみにスウェーデンでは生年月日住所氏名結婚してるかどうかはネットで簡単に誰の情報も手に入るし、収入については検索したこちらの情報がむこうにもばれますがそれでよければ調べることも可能。

生年月日に4ケタの数字のついたパーソナルナンバーが個人のIDで、その番号が納税番号であり、カルテ番号であり、銀行でのIDにもなります。

そこに遺伝子情報も加わればさらにすごいことにはなりそうです。

本に話を戻すと、謎解きの後の結末は想像できるものでした。
主人公に感情移入できるか、というと、彼の過去、そして理不尽にも逃走せねばならなくなったこともありますが、それほどしてたわけでもないなあ。

女性ヒロインの結末も想定外でしたが。

というわけで、東野ファンならとりあえず2日もあれば読めるので読んでおくでしょうね。

余談
スズラン、が少女の名前なんですが、ズラタン、に見えてしまったのは私だけ?

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劒岳 点の記 ねたばれあり

旅行中に新田次郎、劒岳 点の記を読み終えた。
心に響く一冊であった。
wikiでの説明はこちら

明治39年、参謀本部陸地測量部の測量官・柴崎芳太郎に未踏峰とされてきた剱岳への登頂と測量の命令が下った。それは日本地図最後の空白地帯を埋めるという重要かつ困難を極める任務であった。山麓の山案内人とともに測量に挑んだ男たちは山岳信仰から剱岳を畏怖する地元住民の反発、ガレ場だらけの切り立った尾根と悪天候・雪崩などの厳しい自然環境、日本山岳会との登頂争い、未発達な測量技術と登山装備など様々な困難と戦いながら測量を行うが…。

この小説は史実をもとにしており、実在の人物が登場する。その中で、作者オリジナルの登場人物や挿話が入る。

この小説のストーリーでの面白さは、測量部と山岳会の初登頂争い、そのどきどき感。
そして、登頂コースをいかに見つけ出すか?というなぞとき、
そして、登頂に関する描写、そして山頂の様子、などとなるでしょう。

また、測量の途中で悪天候にあい、山で寒さの中すごすシーンなどはこちらも寒くなりました。

また、新婚の奥さんも登場するのですが、後半は手紙の送り主というだけになってしまいましたが。個人的には山頂を極めた所で小説への興味はなくなりました。地図作成ということ、そして中央での評価、ということもふれるべきなのはわかってますが。

しかし、長次郎らが山頂を極めるシーンがこの小説のクライマックスであり、そこまでの苦労の過程とあわせて、大きく胸を打ちます。

史実はネットで検索するといろいろでてきます。山岳会とのからみなどは史実ではないことがわかります。まあ、それは小説を読みながらもだいたい予測できたことですが。しかし、現実の柴崎氏が本当の事を語らなかった、ということで推測が史実となっているという感はあります。柴崎氏は長次郎なる人物は知らない、とまで言ってたそうだし、公式記録でも長次郎の名前はでてこない。それはそれでさまざまな人間ドラマがあったことでしょう。彼は本物の軍人だったわけですから。映画はまた史実とも小説とも異なるらしいのですが、ぜひ見てみたいです。

余談、登頂というと、やはり去年途中登山基地の小屋まで上ったマッターホルンのこと、そしてそこを登ったイモトさんの映像が忘れられないのですが、奇遇にも、ベルリンでみていたNHK WORLDの番組で、NHKの女性ディレクターがガイドとともにマッターホルンの山頂をきわめる、というのをやってた。その番組でももちろん日本人女性AYAさんはしんどそうではあったが、イモトさんほどに焦点があてられていたわけではなく、他の要素が番組のポイントではあった。

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ベルリン、そしてアーランダにて。

12月14日
ベルリンにて
まず、絵画館Gemäldegalerieへ。ここも2回目

ここでも15世紀の宗教的な絵画から、フェルメール、ルーベンス、レンブラントなどの絵を鑑賞。
今回 Gerard ter Borchの作品、そのサテン生地のスカートの描写にびっくりした。
といっても、彼の作品はドレスデンでも見ているはずなのだが、人間の記憶なんてあやふやなもの。
一回見てもだいたいその絵を説明せよ、といわれても難しい。だから、2回でも3回でも美術館には足を運ぶ意義はある。
やはり、生でみるというのはネットで画像を見たりするよりもはるかにいい。その絵の展示環境も大切だし、至近距離、絵具ののり具合がわかる距離で見るのもいいし、一歩離れる、そして5歩離れる、数m離れる、巨大な絵なら10数m離れる、それぞれで同じ絵でも印象が変わってくる。歴史に残った名画名作を生でみることができる、そういった意味ではヨーロッパに住んでいるということはそれだけでラッキーな事である。

ランチを美術館のカフェでとり、新美術館に行き、その後は楽器博物館へ。こちらの展示も充実していた。

その後、電車でブランデルブルク門へ移動、そこから大通りを歩き、途中、ベンツのディーラー付設のカフェで休憩、そして川沿いまであるきそこにあるクリスマスマーケットを楽しみ、夕食はラーメン。その後アレクサンダー広場のクリスマスマーケットをみて、電車で戻り、スーパーで買い物して、ドイツでの観光終了。

今朝の飛行機でストックホルムへ戻る。空港で荷物が回ってくるまで30分待たされる。酷い空港だ。

この空港の荷物が回るベルトコンベアーの構造もひどい。不必要にも1m強の長さをきつい傾斜で荷物が落されて、それがベルトコンベアーの側壁に叩きつけられる。まるでトランクの耐久性テストである。当然トランクや中身へのダメージはあるだろう。私のトランクも角がいつのまにかへっこんだのだが、この空港でではないかと疑っている。ちなみに、空港従業員の荷物の扱い方、トランクを飛行機から貨車に積むのに無意味に放り投げるのも何度も見た。プロとは呼び難い蛮行であった。

そうそう、アーランダ空港にSL(ストックホルムローカルトラフィック)の電車、ペンデルトーグが12月8日より乗り入れとなった。それにのろうとして定期で自動改札を抜けようとしたらxがでて抜けられない。SLの職員いわく、この改札を抜けるのに75SEK必要だ、と。
「おかしいじゃないですか。SLのバスでMarstaまででてそこから電車に乗り換えるのにはこの定期で追加金なしでOKなのに」
と言ったけど、そう、あちらはOKだけどここで電車をのるには75SEKという返事。同じエリアで別ルートで同じSLをつかってそれだけ金額の差があるというのは全く納得できないし、意味もないんでいつものようにバス、電車乗り継ぎで帰った。ストックホルムは雪だった。やりのこした仕事などが思い浮かび、現実に戻されてちょっと暗い気持ちになったがしゃあない。

旅は楽しかった。ドイツ東部のクリスマスマーケット巡り。まあ、規模と中身の充実さにおいておススメです。

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ベルリンへ

12月13日 木曜日

18時30分すぎに、ベルリン中央駅へ到着。
DBの座席、座った最初の感覚はなんか座席の下にべニア板でもひいてるのではないか、という感じ。やはり日本の新幹線などのすわり心地にはかなわない。

で、中央駅からちょと戻る感じで動物園駅で降りて、駅からほど近い安宿へチェックイン。

駅の近くにすぐクリスマスマーケット発見。
ベルリンは、50以上もクリスマスマーケットやってる、という情報をいま検索してしった。
大都会の中なので規模自体はたいしたことなかったが、雰囲気はもちろん同様。

で、お約束のホットワイン、、と思ったけど、マグカップのデザインがあまりにも好みで無い(顔のようなハート形の風船が描かれているのだが、それが不気味すぎる)ので、明日以降に期待してかわず。
カレーブルストアンドフライドポテト、ポテトが揚げたてでナイス!そして、モールなどをみたが、DAITOKAIという日本料理屋、値段を見て断念。結局街の屋台の焼きそばテイクアウト。
ホテルで食って、ホテルのバーでビール飲んで、バイエルンミュンヘンの試合みて、その後部屋に戻ったらNHKWORLDやってて、そこで、スイスのマッターホルンの山小屋の特集をやってた。この山小屋まで去年行ったことは、そして今年、芸人のイモトさんがマッターホルンにその山小屋から登った番組をみて、やはり、一度でも自分でそこまで足を運んだ、ということは嬉しいことだった(もちろん、そこまではハイキングレベルのちょっと上程度なのだが)。去年の夏はスイスの山、今年の夏はクロアチアの海だったので、来年はまた山に行きたいと思っている。

ちなみに今録画とは思うが、シャルケの試合、内田選手がプレー中!

明日一日ベルリンで美術館など見て、あさってスウェーデンへ戻る予定。これでこの冬のクリスマス、新年の休みは終わり。来年の第二週に休みだったのだが、同僚がギリシャに帰るので代わりに働いてほしいと頼んできたのでその休みは無くなった。まあ、いいでしょう。

それにしても、やっぱ、ドイツは通年いいね。

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クヴェートリンブルクへ

12月13日木曜日

朝ライプチヒを発ち、クヴェートリンブルクへ

クヴェートリンブルク

知ってる人がいたらきっとユネスコ世界遺産おたく。わたしは知らなかった。ライプチヒとベルリンの間の観光地を探したらヒットした町。
そういう私も、ユネスコ世界遺産、というブランドには弱く、思わず訪ねてしまう。

この町の説明はこんな感じか。WIKIより引用
「ロマネスク街道の秘都と呼ばれている。司教座教会(聖セルヴァティウス教会)、シュロスベルク(城山)、旧市街は1994年に極めて重要な文化財であると評価され、ユネスコ世界文化遺産のリストに登録された。」

まず、駅、笑うくらい酷かった。こちらのブログ参照

私が困ったのは、駅にコインロッカーがなくて、トランクを雪道それも石畳を町中まで引いて歩かねばならなかったこと。町の広場横のインフォメで預かってくれたのでまじで助かった。もし預かってくれなかったら丘の上の城山教会までの道のりはしゃれにならなかっただろう。

で、町は小奇麗で古いいいかんじ。雪の中、タリンやスウェーデン北部の町を思わせる旧市街。そして、ここでも派手さはないが、クリスマスマーケットが賑わっていた。

まずは丘に登り教会と城を見る。そして降りて、ホットワインとご当地マグカップ、ホットドッグ。
さらにシチューを屋台で食べる。その後、2つの教会を訪ね、カフェで一息ついて、5時間の訪問を楽しんだ。

ここからベルリンまで3時間。ライプチヒからも3時間。この町に来るとしたら、私と同様、ライプチヒからベルリンへの途中でいくか(電車は乗り換え必要)、東欧ドライブ旅行でよるか、かな。世界遺産マニアの方々、お忘れなく。

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ライプチヒへ

12月12日 水曜日

ドレスデン、チェックアウトの後、モールで朝食。サンドイッチもコーヒーもうまいしやすい。

10時過ぎにツヴィンガー宮殿の絵画館・アルテマイスターへ。久々の訪問
ここには、フェルメールの2作品とラファエロの有名な作品がある。それらの鑑賞を楽しみ、ランチは中世クリスマスマーケットのホットドッグとステーキサンドとホットワイン。
ドレスデンを満喫して、電車で1時間の町、ライプチヒへ。
この町は2回目の訪問。前回の訪問時は日本人知人のArvikaさんにお世話になった。
駅前の安宿にチェックイン。歩いて町中へ。

この町のクリスマスマーケットが予想外に通りにそって広範囲で巨大でびっくりした。
ドレスデンに劣らない活況ぶり。平日なのにね。
もちろんホットワインでご当地マグカップゲット。

トーマス教会でバッハのお墓にお参り。ちょうどこの時、日本人とおもわれるコーラス隊の合唱に遭遇した。

その後、近くの本屋の3階のカフェでお茶とケーキ、そしてクリスマスマーケットを眺めながら、駅へ歩く。

巨大な中央駅でレストランを探す。結局選択したのはKFC

KFCはスウェーデンにはない。理由は知らないが。なので、海外にいったときにいきたい重要なレストランの一つである。季節も日本人にとってはKFCに行きたい季節。ふりかえってみると、KFCに来たのは去年のクリスマスにコペンハーゲンに来て以来。1年振りに楽しんだ。

ホテルで生の大ジョッキがハッピーアワーで2ユーロだった。

久々のライプチヒを楽しんだ。明日はまた移動。

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マイセンへ

12月11日火曜日

朝、ドレスデン中央駅からマイセンへ。
駅に着いた瞬間に、なんとサイレンがなりはじめ、みんな駅構内から避難するように、というアナウンスで一旦外へ。そしてそのアナウンスが終わってから再び構内へ。いそいでチケット買って朝食を買って電車へ。
今まで駅などでこのような経験はなかったので少し驚いた。

で、切符を刻印するのを忘れたのを気が付いたのは車内。時すでに遅し。
車掌さんが回ってきた。その刻印の押される場所に手書きで時間を記入して、今後刻印するようにとドイツ語とてぶりで指導をうけた。助かった。イタリアならアウトだった。

車内でたべたサンドイッチ、レタス、きゅうり、トマト、ハム、カマンベールチーズがはさまっていて、パンも美味しく、それでもスウェーデンで買うサンドイッチの値段の半値以下。朝食だけでも軽く感動。というか、これだから数日単位の休みをもらって仕事がない場合、私は速やかに国外に退去する習慣がついた。

2度目のマイセン。雪。川を渡り、まず丘の上の教会とアルブレヒツブルク城へ。
城の中の博物館を歩く。この城の説明はこちら

受付の女性、10時オープンなのに10分以上こないわ、クレジットカードの読み込み機械があるのを確認してカードを出したら、おもいっきり舌打ちするわ、と酷い態度。思わず、ファッツロング?と聞いてみた。
結局カードはしばらく待たされた後に使えたが、本来そこで渡されるはずのエリアの他のみどころの割引券をくれなかった。さすが旧東ドイツエリアとは思うが、その御嬢さんは人生のほとんどはすでに統一ドイツだったとは思う。。

城の中の見所は、広間などか。横の教会博物館も見て(別料金)雪の中を歩いてマイセン磁器博物館へ。
まずは空腹を満たすべく、カフェでスープとパン。施設付設のカフェなので食器がマイセン。
そして、時間があったので売り場や博物館を見た後で見学用工房へ。ここも2度目なのだが、造形したり絵を描いたりするのをみるのはやはり興味深い。モーラのダーラナホースの製造工場でも同じように絵付けをみたが、それを思い出した。
アウトレットも見たが結局またもや何も買わず、カフェでコーヒーを飲んで博物館を後に。

駅へ戻る途中、マイセンの町中のクリスマスマーケットへ。ここでホットワインを買う。
ドイツのクリスマスマーケット、ホットワイン購入の共通システムとしては、ワイン代プラス、マグカップのデポジットを払う。そのマグカップを記念に持って帰りたければそのまま持って帰るというシステム。去年のニュルンベルグでのクリスマスマーケットでマグカップを記念に持って帰ったので、今回も勿論、持って帰る。ちなみにプラハのクリスマスマーケットのホットワインは紙コップオンリーというふうに見えた。

電車でドレスデンに戻り、直行したレストランは、町唯一の日本食レストラン。ここも3回目か。
ま、ドイツ料理に比べて安くはないが、おいしい日本料理を楽しんだ。やっぱ日本料理がいちばんや!
余談だが、それと同じような値段で同じ満足感が得られる日本料理屋はスウェーデンの首都にはありません。だから海外に行くとその地の日本料理屋にだいたい足を運ぶことになってます。

そして夜のクリスマスマーケット、ドレスデン。第一回目のこのマーケットが1434年。そして今年が578回目!!
広場には店や移動式観覧車などでちょっとした遊園地気分。

ちなみに去年は、クリスマスシーズン、コペンハーゲンにいて、チボリ公園のクリスマスを体験したが、ま、そちらも大盛況だったが如何せん入場料は安くはなかった。その前にはミュンヘン、ニュルンベルグのクリスマスマーケットを訪ねたわけだが、各町、クリスマスを祝う気持ちは同じだが、微妙にちがう雰囲気やデコレーション。なのでおきにいりの場所も人それぞれだろう。もうひとつ有名なのがシュツットガルトのクリスマスマーケット。実は今回も行こうかと企んだがやはり移動が時間がかかりすぎて、来年以降にまわすことに。

で、バームクーヘン、シュトーレンというお菓子を買って、ホットワインを飲みながら歩く。雪も小降りになり、ちょっと非現実的な雰囲気を楽しんで、ホテルに戻った。やっぱ、冬のドイツはええね。









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ドレスデンへ

12月10日月曜日

ホテルの朝食は充実していて素晴らしかった。ホテルの朝食バイキングのソーセージ一本にしてもなぜ私が住んでる国ではもうひとつなのか?

朝の電車でドレスデンへ移動。チケットはDBのサイトでスウェーデンで取っていたので割安に買えた。
朝の電車は約15分遅れで出発、結局20分遅れでドレスデン到着。

ドレスデンは3回目である。
しかし、これだけ雪が歩道を覆っている時期は初めてだった。除雪はあまり念入りとはいえない。

あるいてクリスマスマーケットの行われる広場の近くのホテル(Ibis系の安宿)にチェックイン。

荷物を置いて町を散策、といっても歩きにくい。お城の中のクリスマスマーケットは古い時代の雰囲気をだしていておもしろかった。週末はそのエリアに入るのは有料だが平日はフリー
そこでお約束、ホットドッグともうひとつ、ビーフを頼んだつもりが串にさした煮物を渡された。それはレバーだった。なかなか面白い味で、結果オーライだった。

この後、メインのクリスマスマーケットを歩き、横にあるモールのスーパーなどに行き、疲れたのでホテルに戻る。

夕方、知人の日本人と再会。川沿いのレストランへ。なかなか雰囲気のあるお店。楽しくお話し、そして食事。お店のサービスも問題なくチップを置いていく(プラハとの対比であえて記載)。

その後、夜のライトアップされたクリスマスマーケットを歩き、そして近くのバーでビールとカクテルを楽しみ、またの再会を約束してお別れ。分野は違えど、同年代の彼のドイツでの頑張りは励みになる。たのしいドレスデンの夜であった。





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プラハへ

12月9日日曜日

朝の郊外電車に乗る。いきなり遅れる。雪か、寒さかの影響。
スウェーデンの鉄道は冬は気をつけた方がいい。

で、余裕はもって出発していたので、無事アーランダ空港に到着。チェックイン。
マクドで朝食。
飛行機は約2時間でプラハへ。

空港は結構新しい。
インフォメで市内交通の一日券を購入。バス地下鉄を乗り継いで、プラハへ。
すんなりホテルにチェックインできた。

ホテルの近所のレストランで飯。セットでスープ、グヤーシュ、デザート。
それほど高くはなかったのだが、レシートみたらコペルトを取られてた。外に出てメニューを見たら確かに最後にちょろっと小さな字で書いてたが。更にチップを要求されたので無視した。
アメリカならともかくヨーロッパでそもそもチップを客に請求するというのはどういう了見か?
サービスに満足したら自発的に置いていくのがチップだろうに。
思い出すのはイタリアの青の洞窟のボート。ここでのチップ請求が今までで一番うっとおしかった。

日本人があまり知らないことかもしれないが、チェコという国は非常に貧しい国で、日本とは平均月収も雲泥の差。なのでこちらでの物価は非常に安く感じます。そして、おつりのちょろまかし、値段の不当請求はよくあること。私も前回の旅でやられたのでなれてました。ちなみにイタリア南部、ハンガリーもトルコも同様に貧しい国です(もちろん下には下はありますが、そういう国はすぐわかるので誤解することはないでしょう)。
小さなお金を置けば済むので置いていく、という考えもありですが、納得しておいていきたいというのが私の考えなので、いやなら意地でも置きません。

その後、ミュシャ美術館へ。独特の美しい女性のポスターなどが有名なミュシャの絵やビデオを楽しみました。
彼はチェコの民族主義的、愛国的な作品も描いており、それでナチスに捕まったのが原因で亡くなったとのこと。
そういった作品もみましたが、美女ではなく、厳しい目をした少女であったり、様々なインパクトを持つ作品群でした。

で、その後旧市街中心部からカレル橋へ。
このころからすごい雪になってきて、大変でしたが、少年合唱団の歌声が舞台から流れる中、雪のクリスマスマーケットの雰囲気を楽しみました。

晩飯は中華料理のテイクアウト。安くてうまい鶏やきそばでした。これとビールで満足。プラハはこの一泊のみ。

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ジェノサイド 高野和明 ねたばれあり

私の読書メーターでのコメントはこちら

「今年一番はらはらしながら読んだエンターテイメント作品。読んでるときは作者の偏った考え方はあまり気にならなかったが、その後検索して他の人の話を読んでみると、やはりちょっとひどいかな、とも思えてきた。直木賞とってたら議論が沸騰したことだろう。」

日本、アメリカ、アフリカを舞台にした同時進行の物語。時間的制約があるなか、その各地での主人公が文字通り武器を取って戦い、または、創薬に没頭する。

ねたばれさせてすみませんが、新しい人類が現在のコンピューターネットワーク上のシステムを簡単にのっとってなんでもあり、というストーリーは、スウェーデンの誇るベストセラー、ドラゴンタトゥーの女、天才ハッカー、リスベスを思い出させた。まさに神の思考、神の手をもった登場人物がいたら普通の人間はかなわない。

日本の青年の活躍は私は評価したい。かれの没頭するミッション、その方法も、きちんと調査した、間違いのないものであった。もちろん、とんでもソフトでありえない解析がされた上での話だが。

そしてその青年をサポートする完全無欠の韓国人の存在が、ネット上で非難の対象になってましたな。あとは、南京大虐殺での日本の蛮行とやら、についても。それら、一部の人を激高させる点ににあえて触れたことは、この作品の特徴であり、作者はその件での批判を、ストーリーには関係ない、で逃げることはできないでしょう。

日本人傭兵についての酷い扱いについても。

しかしながら、読んでる間は、そんなことはどうでもいいくらいにストーリー展開にはまりました。
アフリカでの少年兵との戦い、アメリカ大統領の決断、そして最後の運命、、

私にとって今年最高の一冊は?というとこれをあげておきましょう。
日本からしたら1年遅れですが、ここはスウェーデン。

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VW

今日はとあるレセプションだった。

2年前にも同様のレセプションに参加したのだがその時のブログはこちら

今回も前回と同様直接お話しして、、などと期待していた。
そんな昨日「先生はお忙しいので15分しか時間がない」という情報が耳にはいった。
この時間では、前回のようにはいかない、ということがわかった。
前日に知っていたことは当日知るよりもショックの具合からしたらよかっただろう。

で、1時にスタート。大使のスピーチ、そして先生のスピーチ。
昨日の記念講演はユーモアあふれるものだったそうだが(仕事の都合でいけなかった)今日のスピーチも、天候についてのさわりだけでも笑いをとっていたのはさすが大阪のおっちゃん。
現地の日本人研究者が多く集まった今日、先生が若かった頃の話をされた。

私が最初にアメリカに留学した時は、業績も何もなかった。そこで、VW (vision and workhard)
ということが大事だとボスに教わり、それをモットーにしてきた。今でも迷いそうな時はそこに立ち返る。
そしてなにより、家族がいたからこそ頑張ることができた。

スピーチの時間は短かったのですが、だからこそ、今日話されたお話しが先生の一番強調したいポイントだったのかなと思いました。
そして、その後、予定通り檀上から下りられてそのまま退場されました。その後も予定が詰まっているのでしょう。

先生が退場された後は、まだ1時間とすこし閉会まで時間があり、研究者の会、という感じで、知人や初めてお会いする方々、前住んでた町から来られた方々との談笑を楽しみました。ほぼ5年振りにお会いする方もいて、予期せぬ再会となりました。何人かの方が、日本とこちらを往復されて共同研究したり、こちらでしていた研究を帰国後も継続されていることを知りました。

みんながみんな、先生のような歴史に名を刻むような成果をあげられるわけではない。
しかしながら、研究者個人の出来る範囲、専門分野でクリアーなvisionをもってゴールを設定して、そこにむけてハードに取り組むことで結果をだし、その総体として、科学はゆっくり、そしてある分野ではすごいスピードで進んでいくものだろうなとまとめてみました。

そういえば、先生もこちらには5-7回くらいすでに来られていて、この町に来るのは好きで、スシバーでのスシはおいしくていい、とおっしゃられた点だけは、私は大きく首をひねりました(笑)が、現地の食事について無理なお世辞がない点は誠実かなあ、なんて思いましたが。

ところで久々に町を歩き、NKの前の年末恒例のディスプレーも見ました。今年のはいままで見てきた中でも一番いいなと思えるものでした。

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ふぉん・しいほるとの娘 上下 ねたばれあり

ふぉん・しいほるとの娘 吉村昭

読み応えのある大作だった。

シーボルト、そう、長崎の出島に来たオランダ人を詐称したドイツ人医師。
日本の地図を持ち出そうとしてばれて、国外追放になった。しかしその後鎖国もとかれて日本に再上陸。

彼が日本でかき集めた物品をどどんと展示してある、オランダのライデンにあるシーボルトハウスには数年間にいってきた。その時は楽しく展示品を眺めた。

しかし、この小説を読んで、シーボルトへの印象は180度かわった。

日本人からしたら、単なるスパイ野郎ですね。この小説の中では。そして史実をつなぎあわせても同じこと。このように詳細に描写してもらって、彼がいかにろくでもない野郎かが浮き彫りになっております。

多くの日本人を巻き込んで不幸にさせてもしくは命を奪ったシーボルト事件
彼のスパイ行動は、別に、愛国心に燃えた行動でもない、ただ、鎖国でヨーロッパからしたら未知だった国、日本を晒し、様々なものを、もちろん日本から国外持ち出しが禁止されていたものもこっそり持ち出し、自分の名声を高めようとしただけであるから、さらに気分が悪い。

これを読んだ後にライデンに行ってたら火を放って焼き払ったかもしれない。とはいえ今となっては当時の日本のものがいい状態で保存されているというのは皮肉なことではあるが。

ま、日本に西洋医学を広めようとしてくれたことはやはり当時では大きな出来事だったのかもしれませんけどね。

こんな不埒な野郎は他の日本人と同様に牢屋にぶちこんでとり扱えばよかったのにと思いましたよ。

ま、外交問題でもあるので穏便に処分、というのは日本の伝統なのかもしれませんが。

ちなみにシーボルト同様、オランダ人と偽って出島に入り込んだスウェーデン人ツンベリの自分の中での評価も爆下げとなりました。発想も行動も似たようなもんだし。

そのシーボルトと出島のオランダ商館専用の遊女に身ごもった子供がイネ。

この小説の主人公なのですが、後半、再び日本に舞い戻ってくるシーボルトのこれまた気分のわるくなる行動の印象が強すぎて、どうもイネのことには気持ちが回らない。
一番、へー、っと人の人生について考えさせられたのは、このイネと、イネの娘のたどった「同じ」運命、船の中での出来事でした。

おすすめの一冊です。吉川英治文学賞受賞作。長崎の当時の風物風俗の描写は秀逸です。

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ちょっと前に雪景色になって、ああ、またふりだしに戻ったな、という印象をもった。
そう、一年のふりだし、雪景色を基準にするか、たとえばミッドサマーのメイポールの緑の景色の頃を基準にするかは意見の分かれるところかもしれないが、自分にとっては雪景色がこの国の原風景という感じか。
最初に来たときは、その雪が解けかけていて町の印象は寒々そして汚いだったわけだが。
今年こちらに引っ越す前は、雪の中をせっせと朝夕自転車で通勤していたからその印象が強いのかな。

で、そうこうしていたら、昨日吹雪だった。上司も、ここでこんなに降ったのは記憶にない、といってた。
公共バスも電車も遅れるもしくはキャンセルになって、おかげで夕方に職場に来る予定の人がこられずに頼まれて朝まで仕事となった。それはそれで臨時収入にもなり自分が帰るのも大変だっただろうから悪くはない、今日すこし寝不足ではあったが。

そう、先月は日本に用事があって一時帰国していたのだが、食い過ぎて妊婦のような腹になりスウェーデンに戻ってきた(笑、えない)。おかげでお約束のダイエット。しかしどうしても一時帰国前の体重まで戻らない。ま、焦らずやっていくしかないわな。

日本からこちらに戻ってきたらボスが、締切が11月末の依頼原稿、まったく手を付けてないのだがよろしく、とまわしてきた。締切4日前に渡されても困る。夏休み終了直前の小学生か!とつっこみをいれた(心の中で)。エディターにメールで泣きを入れて締切は延ばしてもらったとのこと。その原稿を昨日職場で仕上げてひと段落、という状況。このような仕事をいつかしたいなと思っていて、夏から秋にかけて自分の専門とは違う分野の執筆をしていて準備はしていたのだが、今回やっと自分の分野での仕事が回ってきたので気分は悪くない。

ちなみに雪を見ると、Speedのwhite loveのメロディーが頭の中で自動的に流れてくる。

そういえば、どか雪の前、月曜日にクリスマスディナー(職場忘年会)にいってきた。自由参加だが、職場でいくらか費用を負担してくれているのでいったわけだが。日本のホテルでのバイキングからしたらこちらのバイキングは自分の中ではまさに全く興味もないのだが、まあ、とりあえず雰囲気はあじわっておかないとね。にしんと鮭とミートボールとハムとヤンソン氏の誘惑をちょこっと食べました。そういえば、「トナカイの心臓を煮たもの」があったので試しました。ま、味も食感も悪くはなかったです。ま、おかわりしようとは思わなかったけど。

こんなところかな。






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