ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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ワールドカップ予選 スウェーデンvs.フェロー諸島

6月11日

ワールドカップ予選 スウェーデンvs.フェロー諸島の試合を観戦してきた。(3日連続でサッカー見てるよ、なにやってるんだろう。。)

写真はこちら。

スタジアムの外観 https://twitter.com/MaggieQ2000/status/344479781443739649/photo/1

すたじあむのバー https://twitter.com/MaggieQ2000/status/344489873631240192/photo/1

キックオフ https://twitter.com/MaggieQ2000/status/344503154085347328/photo/1

で、弱いフェロー諸島相手に、たった2点しかとることができなかったといわざるをえない。
まあ最低限の満足度といったところか。

個人的にはズラタンの王様プレーを見ることができたので満足か。あとはラーション、シェルストロム、アンデシュスベンソンに注目していた。トイボネンは好きな選手なのだが、決定的チャンスを2回も外したのが痛い。

バーで試合前に1リットル、カールスバーグのビールを飲んだので気持ちよく試合観戦だった。やはり新しいスタジアムはいいねえ。買った席はゴール裏でネットが目障りだったので試合が始まってからは一度も座らず、しかし、立ち見の席でも十分いい眺めだった。

後、フェロー諸島の旗を初めて見た。観光地としてはどうなんだろうか?

というわけで、これからも激戦が続くヨーロッパのワールドカップ予選リーグです。

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スウェーデンサッカーリーグ2部 Hammarby IF vs Varberg

6月10日

スウェーデンサッカーリーグの2部、スーパーエッタンの試合を観戦した。
Hammarby IF vs. Varbergs BoIS FC

このハンマビーがストックホルムの南部にあり、人気チームなのだが現在2部でプレー。
私がはじめにストックホルムにいた2005~2008は1部の強豪だったのにとほほである。

サポーターのがらの悪さも有名。何度も問題を起こしている(それに関してはほかのストックホルムのチームもあまり大差はないのだが)

で、その2部の試合をわざわざ見に行ったのは、ハンマビーの本拠地がこのスーデルスタジアムから近くに新しく作ったスタジアムにとってかわられるため、ここでやる試合があと2試合だけ、そしてその最後の試合のチケットは売り切れ、ということだったからである。

以前ここで見た試合のブログはこちら

あのころは代表クラスの選手もいて強かった(遠い目)

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今日は雨が仕合前降っていたのだがラッキーにも試合前にやんだ。

無題
試合の途中もう一度降り出して、それが止んだ時のレインボー

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試合は2-0になったにもかかわらずそこから立て続けに点を取られてドロー。

ハンマビーには元代表のKennedyという選手がいて彼を見るのも一つの目的ではあった。
10番の彼は2点目をフリーキックで叩き込んだ。
しかしながら、そのあとはよく言えば不動のパッサー、ようするに地蔵プレー。
他の選手のレベルも低く、クロスの精度も悪いわ意味不明なパスを出すわ、走力も大したことなく、で、ファンの嘆きの声にあふれていた。最後8分は相手が一人少なくなっていたのに、チャンスをものにできず、ドロー、ブーイングが場内へ。順位もリーグど真ん中、昇格はすでに黄信号。
熱狂的なファンは試合中も馬鹿でかい声で叫んでいました。

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試合後、バックスタンドからの写真。後ろの多目的ドーム、グローベンが面白いよね。

さあ明日はスウェーデン代表の試合。

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女子サッカーリーグ Tyreso FF vs. Kristianstads DFF

6月9日日曜日

夕方キックオフの女子サッカーの試合、観戦。



試合前の練習風景

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試合は2-0と先制したあと拙攻が続いて逆に1点返されて後半へ
後半の様子。後半3点追加で5-1でTyresoの勝利。
得点は、アメリカ代表が3点、スペイン代表1点、そしてスウェーデン代表1点。
ブラジル代表マルタも相変わらずキレのあるプレー。他の選手もいつも通りの重厚な攻め。

ここまで10試合で8勝2分け、得失点28 ポイント26の1位
しかし2位のマルメは7勝1敗2分け、 得失点差 17 ポイント23と続く
この2チームが水曜日に試合で、女子ヨーロッパ選手権のためにしばらく休みとなる。


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これがそのヨーロッパ選手権のトロフィーである。私も触ることができた。まあ、持ち上げたりはしなかったが。このトロフィーをかけてのヨーロッパの強豪の戦い、楽しみである。
この席で試合後、プレスカンファレンス、この試合とヨーロッパ選手権に関してのインタビュー。
スウェーデン女子サッカーチーム監督も来てコメントしていた。
終わったあと彼女のサインもゲット。他数人の選手のサインもゲット。

そして試合後いつものごとくまずサポーター4人でスポーツバー、しばらくして元クラスメートも合流。
今日のプレーは、勝ったし彼女もいいセンタリングにシュートを打ってたので満足していた。

次はアウェイで試合、その後すぐナショナルチームに合流、練習と練習試合があり、7月にヨーロッパ選手権。次に会うときはその会場となりそうである。

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6月8日

2013年6月8日

スウェーデンのマデレーン王女の結婚式の日。

式の日のこちらでの様子はこちらブログでまとめられております。

http://kokemomosweden.blogspot.se/2013/06/blog-post.html

でこのおふたりの婚約発表の動画というのが去年公開されてました。
そこではふたりがいちゃついて王女がにこっと笑う表情が色々話題になってました。
というか、婚約相手のクリスさん私の印象がその動画ではあまりよろしくなかった。
こわもてでどうもうさんくさくみえて、どこがいいのかよくわからなかった。

で、昨日の結婚式をテレビでみて、結婚式でのそわそわした様子、そのあと教会を出てみんなに手を振ったり口をふるふる動かしてキスしたり、その途中でガッツポーズをするシーンをみて、なかなかきさくなおもしろいおっさんかなあという印象にかわりました。

日本からも高円宮久子さまがご出席されておられました。

招待された各国の王族の方々がカーペットの上を歩かれるシーンはやはり華やかでした。こういった外交ができる国は限られており、日本はその国のひとつです。

馬車でのパレードは、おとぎ話の世界のようみえました。そして船でドロットニング宮殿へ。この宮殿は8年前ここにきて最初にいった観光地でした。

ふたりはNew Yorkで結婚生活を送られるとのこと。末永くお幸せに。



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6月6日 ナショナルデー

6月6日はスウェーデンのナショナルデーで祝日でした。
その説明はこちらのツイッターを引用させてもらいます。

(引用)
yuka ‏@swedenstyle_com 12時間
6月6日はスウェーデンのナショナルデー。1523年にグスタフ・ヴァーサ王が建国宣言をし、1809年の同日には政府が署名しました。
スウェーデン建国についてもう少しきっちり説明すると、1523年6月6日にカルマル同盟より独立してヴァーサ王朝が始まり、1809年の革命で立憲君主制が成立しました。
(引用終わり)


王宮の見学が無料だったので2年連続でいってきました。
先日、遅ればせながらiPhoneを購入。
せっかくなので、リアルタイムに写真をTwitterで流してみました。そのときの写真はこちら。

https://twitter.com/MaggieQ2000/status/342553996168421376/photo/1

この後、ビクトリア王女とダニエル、そして娘のエステラの3人がこの庭にて挨拶、今日の行事がスタート。私の立ち位置がわるくて残念ながら彼女たちの写真はとれませんでしたが。

私はスウェーデンも含め、世界の王室には敬意を払っております。

しかし、今後スウェーデンの王室が存続できるかどうかも非常に危ないといっていいでしょう。
移民がさらに増えて人口構成がより変わった場合、スウェーデンの伝統的なあり方に興味がない人たちが不要と切り捨てる対象になりえるでしょう。また、現在の国王は人気がなく、早期に王位を譲れという声すらあります。
スウェーデンの場合、開かれた王室として有名で、ビクトリアの配偶者も一般人であることは日本のテレビでも放映されたのでご存じの人もいるでしょう。ビクトリアはいろいろな場所でリベラルなところをアピールしておりますが、リベラルな思想、人間の平等性をつきつめれば王室存続とは相いれないわけで、自分の首を絞めているようにしか私は思えないのですが、まあ、そうなっても仕方はないのかもしれません。

私は有形無形の歴史と伝統という重みを受け継いでいくのも、今生きる者の使命だと思うんですけどね。

2年連続ですが、王宮の見学は面白いですよ。今回は、クリスティーナ王女の特別展もあり楽しめました。彼女の棺を開けた時の彼女の遺体の映像を見ましたが、これにはすこしびっくりしました(彼女は1600年代に生きた女性)

昼頃には式典があり、これは人垣でほとんど見られませんでした。楽隊の音は聞こえてきました。

ガムラスタンはスウェーデン、ストックホルム観光のメインとなる場所です。来られたことがない方も是非一度お越しください。

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「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上春樹 ネタバレあり。

村上春樹は好きな作家である。

どれくらい好きかというと、去年、ストックホルムのノーベル博物館でのノーベル文学賞発表の会場に足を運び、「受賞は、村上春樹!」という発表をきいてガッツポーズをしようとしたくらい。(現実は、中国人のおっさんがとったので私は逆転ホームランを打たれたピッチャーのようにその場で膝を落としたのだが)
ちなみに一番好きな作品は「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
これを読んでない人はBookOffへGO
小説、ノルウェイの森、はやはり自分の人生には欠かせない作品である。
昔、学生時代、文学部の学生の彼女ととある町をひたすら歩き回ったことがある。
そして、おととし、映画ノルウェイの森の主演女優のミスキャストに映画館でぶちぎれた。
最近では1Q84, これのスウェーデン語版も英語版もこちらで手に入る。どちらかしらないがたぶんスウェーデン語版を読んだスウェーデン人女性ととあるパーティーでこの本について話をしたことがある。青豆の行動については違和感なく読めたとのこと。
私はあの作品では牛河の悲惨な生き様が一番心に残っている。

で、今回の作品。ここからネタバレ全開でいきますので、未読の方はさようなら。






「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
不思議な題である。しかし、読み始めるとその意味がわかる。
私たちの年代は、やはり
アカレンジャー
アオレンジャー
キレンジャー
モモレンジャー
ミドレンジャー
5人そろって、ゴレンジャー!
を思い出さねばならない。
この小説ではアカ、アオ、シロ、クロ、そして「色彩を持たない」つくる、が5人で楽しく高校時代を過ごしたが、大学に入って一人東京にいって、その後、わけのわからないまま4人から絶交を言い渡され、そのあと5か月自殺を考えて、すっかり人間がかわってそして仕事をはじめ36歳にいたる。

アマゾンの書評をみた。星1が100をこえている。そんなに村上が嫌いなら初めから読まなければいいのにと思うが、まあ、それでもよんでけちをつけたいのだろうか。

私の感想はずばり
最後の小説の終わり方が納得いかない。
である。

年上の女性にほぼ恫喝されて、昔自分を絶交した友達に会って話をして来いといわれる。
まさに、お礼参り。
16年たったあとのお礼参りになんの意味があるのか?
ま、しかしながら、その謎解きがこの小説の面白いところである。


途中、灰田という青年とその親父とその親父が九州で経験した不思議な話がでてくる。
その話が後にどうにもいかされてないように思えるのだが、作者からしたらきちんと伏線は回収している、のだろう、たぶん、わからないだけで。

クロとシロは女で、彼女たちはつくるの夢の中でみだらに登場し続ける。

私は彼の昔の小説の、うつくしい双子の姉妹を思い出した。彼女たちは相同だが今回はふたりでひとつ、である。

シロはすでに死んでいた。いや、殺されていた。その殺人事件はすでに迷宮入り。

レクサスの有能な販売員となっているアオとの出会い、は、彼が脳筋なバカだったということがわかったくらいか。その後彼は成功した人生を送っている。高校から大学にかけての日々はもちろん過去のことだ。

アカは面白い。彼はつくるが「あんなこと」をやってないことはその後だいたいわかった。しかし、彼も人々の心の流れの全貌はつかんでいない。そして、今は啓発セミナーのような仕事をしている。自分が誰からも愛されてないことを知っている。

そして、この小説のクライマックスといえる舞台は、フィンランドの湖畔のコテージでクロと語り合うシーンである。

私の住んでいる国はフィンランドの横で、この小説のその舞台の雰囲気はだいたいリアルに頭の中で描写できる。

余談だが、数年前、学会でアメリカに渡ったとき、ニューヨークの空港に着陸した機内でThe Beetlesの「Norwegian Wood」が流れた。ちなみにこの歌である。
http://www.youtube.com/watch?v=lY5i4-rWh44
一度経験はしたかった、ワタナベトオルと同じシチュエーションだった。

で、このフィンランドのクロへの訪問で、長年の謎はほぼ解けた。そして、つくるにとっては、赦す、という以外の選択しはなかった。自分が暗い海の中に投げ出されて死を考えたとしても。クロはつくるのことを恋していた。
二人の長年の思いのこもったハグのシーンはやはり感慨深い

クロ=エリは語る
「この土地の冬はすごく長いんだ」
「夜は長く、いつまでたっても終わらないみたいに思える。なにもかもがかちかちに硬く凍りついてしまう。春なんてもう永遠に来ないような気がする。だからついいろんな暗いことを考えてしまう。そんなこと考えないようにしようといくら思ってもね」

このあたりは、北欧在住者として他人の言葉とは思えない。
が、私はその冬と、そして今緑あふれる6月のスウェーデンの気候に慣れてしまった。

東京にかえったつくるは考える
―東京は彼にとってたまたま与えられた場所だった、、かつては学校のある場所だったし、今では職場のある場所だった。彼は職能的にそこに属していた。それ以上の意味はない―そして、エリについては、エリもある意味では人生の亡命者で、心に傷を負い、いろいろなものを置き去りにして故郷を捨てたが、彼女は自ら求めてフィンランドという新天地を選んだのだ、彼女には今では夫がいて、家族がいて、仕事もあり、元気な犬もいて、そしてフィンランド語も覚えた。彼女はそこに小宇宙を着々とこしらえてきた。と分析する。

わたしにとってはスウェーデンも職能的に属している場所であり、そして同時に新天地でもある。現実的にはともかく観念的には、もう次の国も帰る国もない。

つくるには向かうべき場所はない、と考える。人生が20歳の時点で歩みを止めてしまったとすら思ってしまう。果たしてそうなのか? 具体的に駅を設計する、という仕事にあこがれて頑張って勉強して難しい工科大学に入り、そしてその望み通りの仕事について日々働いていることの素晴らしさを彼は自覚していない。

才能=容器、ということについてはエリの口から彼に語られた。もっと自信を持てと、あなたは立派なカラフルな男だ、と。

一方、サラという女性には最初から最後まで感情移入ができなくて、え?その女のどこがいいの????というラストの終わり方だった。
しいていえば、牛河のごとく、死んだシロの目からみたバージョンの世界、つくるのこと、おこった事件、その後の人生などをそんなおもしろくもないラストのシーンにさしかえてほしかった。まあ、それは読者の頭の中で想像しろということだろうけど。

という小説でした。最後の終わり方は気に食わないけど、それ以外は楽しめました。とくにフィンランド編はすてきでした。

やっぱ、村上春樹の小説は期待に応えてくれる。今後も書き続けてほしい作家である。
そして、彼のノーベル賞受賞を期待している。

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映画 歓びを歌にのせて ネタバレあり

DVDで映画 Sa som i Himmelen 邦題、歓びを歌にのせて を鑑賞しました。

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画像はhttp://jooannas.blogg.se/2009/january/sa-som-i-himmelen.htmlから
スウェーデン語の題名を日本語訳にすると、まるで天国にいるかの如く、です。
そのブログ先で一つの山場のソロの歌声が聴かれます。

これはスウェーデンで作られた映画で、主演俳優はスウェーデンでも人気の俳優、その後ハリウッド版ドラゴンタトゥーの女でも重要な役を演じています。

あらすじはこんな感じ

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323809 からの説明を引用
「本国スウェーデンで大ヒットし、2005年のアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた感動ドラマ。世界的な指揮者の主人公が、心身共に疲弊した末に引退して戻った故郷の小さな村で、純朴な人々と音楽を通じて交流を深めるうちに、再び音楽の歓びを呼び覚していく姿を描く。
 天才指揮者として世界的に大きな名声を得ているダニエル・ダレウス。しかし想像を絶するプレッシャーと過酷なスケジュールのために彼の肉体と精神はもはや限界に達していた。そしてついに彼は第一線から退くことを決断する。すべてを捨てた彼がたった一人で向かった先は、幼年期を過ごした小さな村ユースオーケル。ここで静かに余生を送ろうとしていたダニエルだったが、やがて地元の聖歌隊を指導してほしいと頼まれる。最初は抵抗を感じたものの、素人ばかりの彼らが心から音楽を楽しむ姿に触れ、次第に彼自身も音楽の素晴らしさを改めて実感していくのだった。」


160万人のスウェーデン人が見た映画だそうです。日本でも映画館やWOWWOWで放映されて、ネットでも多くの感想がヒットします。

いつものようにネタバレありでいきます。

冒頭のシーンの展開はテンポよく、幼少自体の彼が自然の中でバイオリンを弾いていて、くそがきどもに殴られるシーンから始まり、指揮者としての名声を得て、ついには鼻血を出しながら指揮したりぶっ倒れたりと続き、そして、スウェーデンの雪のド田舎の村、ふるびた廃校の前に立つシーンに移ります。
その場所こそ、彼が育った村、そして、去った村です。
スーパーマーケットICAに入ると、レジのお姉さんがいきなり泣いていて、そのレナとダニエルの出会いはそこから始まります。
最初はちょっと聴くだけということで町の聖歌隊の歌を聴きますが、町の人の希望どおり、彼がその聖歌隊を指導しはじめます。
ぶったおれる直前にオーケストラにおまえら意味がない、とどなっていた彼がド素人の指導を0から始めることになりました。

そして、そこからさまざまなドラマが楽隊の参加者とその家族に同時多発的に起こります。

山場のひとつは、発表会でのガブリエルのソロ。

Jag vill känna att jag levt mitt liv
私は私が自分自身の人生を生きてると感じたいの。

そう彼女は歌います。家では旦那のDVに怯えていましたが、結局彼女は家を出ます。

そのDV男性は、スウェーデンの俳優であり、コックであり、テレビの素人コック番組の審査員をしていたり本を書いていたりで今こちらでは有名な人なのが個人的にはおもしろい点でした。

また、牧師とその妻の関係にもひびがはいります。その妻がパーティーで踊り狂うシーンも秀逸です。

そしてレナ、何度も男に騙され、そして最後、ダニエルに惹かれます。
一緒に自転車に乗ったりするシーンはスウェーデンの自然の映像もみられて素敵です。

そして、彼女が裸になり湖で泳ごう、というシーンでダニエルは逃げます。

そのあと、聖歌隊ハインスブルグの大会に参加、その地で、二人は理解しあいます。

そして、クライマックスが美しい。

これはあえて書かずにおいておきます。このクライマックスだからこそ、これだけ多くの人が映画館に足を運んだのだと思います。

そして、最後の最後の場面。


ダニエルが最後に自分自身の人生の意味を確認して決着をつけたことがそのシーンで象徴されていました。

ダニエルが、田舎の村で人々に起こした波紋、そして、人々の心の動き。それぞれの人が違ったトーン、音をもっていて、それを探そう、そこがダニエルが与えた聖歌隊のスタートであり、そしてその音をみつけ、それぞれの音が調和し、大きな感動を呼ぶこと。そして、歌うという活動を通して自分自身の人生をみいだし、新しいステージに勇気をもって踏み出す田舎の人たち。また、精神的に障碍をもつ若者が途中から最後にいたるまで鍵となっております。彼をあたたかく楽隊に受け入れ、そして、彼もその一員として大きなハーモニーの一部となっております。

スウェーデンの人たちがどういった気持ちでこの映画をみたのかは推測にしかなりませんが、音楽がもたらす感動は世界的に普遍的であり、また、やはり、ダニエルを迎えそして変わっていった田舎の人たち、とくに女性に共感したのではないでしょうかね。そして、変わることができなかった、パートナーの変化に対応できなかった男たちは悲惨にもおいてきぼりにされます。

主演のふたりの演技には好感がもて、ソロの歌声も人の心を動かすものがあります。

スウェーデンが好きな人もそうでない人も借りることができるのなら見ておいた方がいい映画といえるでしょう。

映像の中のスウェーデンのこれから失われるかもしれない自然や村の人々の姿、それはステレオタイプされたものかもしれませんが、スウェーデンの心のふるさとといえるかもしれません。


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スウェーデンサッカーリーグ Brommapojkarna vs Malmo

スウェーデントップリーグ アルスベンスカン 第11節 Brommapojkarna vs Malmo at Grimsta IP

ブロンマポイカルナはブロンマというストックホルムの西のはずれにある町のチーム。
このチームの試合は、以前ストックホルムに住んでいるときに何度か見に行ったことがある。
その時このチームは2部で、一部に上がれそうだったので応援にいっていた。
その後あがったりさがったりで今年はトップリーグ。残念ながら降格候補の一角。
そして、マルメはスウェーデンの強豪。ズラタンがいたチームとしても有名。
今年も優勝候補の一角。この試合もマルメの圧勝が予想された。
このチームの日本語の情報に関しては、こちらのブログが詳しい。
私のブロンマポイカルナの以前の観戦記はこちら。写真の日付は2005年7月10日となっている。月日は流れる。


Grimsta IPへは地下鉄の駅を降りてから歩いて15分くらい。

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入り口入ってすぐの場所。すでにキックオフ。


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赤と黒がブロンマポイカルナ、略してBP、水色がマルメ。


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ほぼ最前列で観戦。以前はいなかったのだが、今回は小規模ながらもサポーターの集団らしき一団がいて、時折声をだしていた。ピッチの反対側にはマルメのサポーターがいたが、今回はどうもこじんまりとしていてあまり激しくなかったという印象。
私は別にどちらを応援していたわけでもないのだが、マルメの攻撃に注目。

そうそう、私は実は昨年の公式戦最終戦、AIK vs Malmoの試合を今は取り壊されたロスンダスタジアムで観戦した。AIKが勝って優勝の望みのあったマルメの野望を粉砕した日。

トップには29番、10番が張っていた。その下に7番のモヒカン。



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マルメの選手を見渡すと、一人だけ背番号の上に名前を入れてもらえてない選手がいた。この39番の選手。
期待の若手なのだろうととりあえず連写。

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この選手については後で紹介。
彼のプレーはチームの連動性の中でも何の問題もないそつのないものだった。


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モヒカン君の名前はMagnus Eriksson 今年からマルメでプレー。


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目の前でコーナーキック。
彼はスウェーデン代表歴もあるスウェーデン人選手。Jiloan Hamad


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ちなみに応援は、時折、ビエルスカBP(我々はBPを愛する)と声をだしたり、とか、このようにコーナーを蹴るときに大きな声を上げるとか、まあ、普通のおとなしいものであった。子供たちもたくさんいて、配っていた風船で遊んでいた。

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アフロのマスコット。望遠レンズでとったのでどアップになった。

試合は前半0-1。フリーキックを直接決めた。

ハーフタイムにホットドッグとコーヒー。


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後半は場所を変えて、またマルメの攻撃がみられる方へ。

しかし、後半早々、カウンターからブロンマポイカルナが得点。1-1となる。

マルメがせめて、ボールを奪ったらそこからカウンターを組み立てていて後半開始後は何度かボールを持ったが、結局この後右サイドから崩されてゴールを決められ1-2、その後も劣勢でとどめの中央からのミドルシュートを決められて1-3の敗戦。まあ、チーム力からいっても妥当な結果と思われた。

そして、この日はここからが楽しかった。

控室からマルメの選手の勝ったぞーという大騒ぎの声が聞こえた。

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このふたりのイケメンが試合後ずっとみんなの相手をしていた。マルメの彼もBP出身。
子供も大人も寄って行って写真とサイン。私もサインをもらった。


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選手が控室からバスや車に乗り込むのだがみんな目の前を通った。子供たちが寄って行ってサインをねだる。私もひとりおっさんながら子供の後でサインをもらった。
モヒカン君に、いい試合だったね、と声をかけたら、俺自体はあまりよくなかったんだ、でもまあ勝ったからいいか、といっていた。
はっきりいって、服を着替えたら誰が誰だかわからない。一人の選手に、サインをもらい、番号もよろしく!といったら、ああ、といいながら39と書いた。慣れてないのだろう。そうしてたら、写真右のちょんまげが寄ってきて、彼にインタビューを始めた。その内容で、彼にとってこの試合が、アルスベンスカンリーグのデビュー戦だった、ということを知った。
で、帰って調べたら、なんと17歳。だからマルメの公式サイトでもまだ選手として載ってない。
Erdal Rakipという選手でまだプロ契約をしていない若者。ニュースでは、このままでは海外のクラブにもっていかれる可能性もあると指摘してあった。彼自体はマルメでプレーしたいそうだけどね。

このまま成長して数年後、彼のデビュー戦を見てその時もらったサインがこれだ、と自慢したいものだ。


他、8番、10番、33番の選手や4番の元スウェーデン代表ダニエルのサインももらっていい気分になった。
ストックホルムの他のスタジアムでこれほどマルメの選手が観客に近く接することができる場所はない。AIKもユールゴーデンもヨーテボリマルメをライバルとして敵視しているので馬鹿なサポーターが危険である。その点、こののどかなスタジアムでこんな感じでトップリーグの選手と話したりサインもらったりできて、このBPの試合を見る勝ちはあるな、と思った。ぜひとも残留してほしいものである。

あ、マルメの監督もみたな。でかかった。


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ほのぼのとしたスウェーデンのストックホルム近郊でのサッカー観戦でした。

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女子サッカーリーグ Tyreso vs orebro

先日、久々のスウェーデン女子サッカーの試合を観戦してきた。

Tyreso vs Orebro

私の応援するTyresoはここまで無敗で首位。私の元スウェーデン語のクラスのクラスメート、その後メル友にしてチームの主力選手も調子をあげてきた。



立ち見応援席はそのほとんどが子供たち。彼らが旗を振ったり走り回ったりと楽しんでいた。

試合早々先取点そしてPKでTyreso2-0で折り返す。
スタメンの多くを様々な国の代表国選手で固めるこのチーム、試合の主導権はずっと握っておりたまにカウンターを食らうくらいといったところか。

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後半3点目のゴールシーン。



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そしてブラジル代表マルタのフリーキック。
彼女のスピードと個人技はまさに一見の価値があり、知人の応援だけでなくそういうった質の高いプレーを間近で見る楽しみもある。

試合は3-0でTyresoの勝ち。首位をキープ。私の知人も大活躍。



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試合後もサポーターがサンバのリズムで騒いでいる。
出てきた選手との交流もここではかれる。知人が出てきてみんなで話したり、3点目をとった選手はシーズン前に一緒に食事したことがあったのでおめでとうのハグ。


私のクラスメートのお友達サポーターは5,6人いて、彼らと合流。
学生さんや同じ国から来て働いている人やオーケストラで演奏している人など色々。
みんなで近くのスポーツバーで乾杯。
しばらくして彼女と、相手チームの選手2人がやってきた。その二人はフィンランド代表選手。
2つのテーブルでみんなで楽しい会食。

負けたチームの監督はすごい形相で試合後選手を迎えたそうな。
まあ、はっきりいってノーチャンスだったとは思うが。各個人のスキルの総体が違っていた。

勝った方の監督はいつものようによくやった、くらいだったそうな。常勝監督は泰然としているのだろう。

隣の席はベルギーからの院生で、飛行機でとなりに座ったことで知り合ったそうな。
サッカーの試合を見に来たのは初めてとのこと。
ストックホルムにはベルギービールの店があるが、彼女にその店行ったことある?と聞いた。
あるけどもういかないわ。ベルギーで飲む値段とかけ離れていて、とても行く気になれない、とのこと。
まあ、日本食レストランで日本人が感じることと同様だなあと改めて思った。

などなど、今までは語学学校で一緒になってもその後交流を続けたことはなかったのだが、今回はまさかのプロサッカー選手と知り合って、色々な国の人たちと交流するきっかけとなった。(注、私は「多国籍、多文化交流」は大好きです)

ちなみに来月、女子サッカー、ヨーロッパ選手権がスウェーデンで開催される。予選3試合、彼女の代表チームの試合を日曜日一日だけ見にいけそうだ。

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スーペル・リーガ Sporting Lisbon vs. SC olhanense

5月11日にポルトガルリーグの試合を観戦してきました。

最終節のひとつ前、この段階でスポルティングリスボンは優勝争いとは無縁。
というか、前回のベンフィカの記事で書いたように、この同じ日のFCポルトとベンフィカの無敗対決が優勝の天王山。(注、この試合のロスタイムの得点でFCポルトが勝ち点1リード、そして最終節でやはりFCポルトが優勝。)

で、海外旅行で現地でサッカーを見ることができる場合は極力みることにしてるので、(実際はサッカーを見るために旅行を組んでるんですけどね、たとえばバルセロナとミラノ)今回も実は前日試合があることを知ったのですが、当日朝、スタジアムにまず足を運んでチケットを購入。



スタジアム : Estádio José Alvalade
このスタジアムの特徴、観客席とグラウンドの間に数mの高さの下に通路があり、観客席とグラウンドには橋が何本かかかっており、そこを通らないといけないような構造になっていた。これだと、馬鹿な観客がグラウンドに一斉になだれ込む、ということはない。しかし、濠のような感じで、これ選手とか今まで勢いあまって転落してないの?なんて思った。そして、その通路分グラウンドと距離がある。

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マスコットキャラその1その2。試合中にライオンが観客席を回っていた。


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試合開始前のセレモニー



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よくみると、セクシーなお姉さんがふたりボールを持っていた。



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今日のスタメン。誰も知らない。なので、サッカーのプレーを楽しんだ。一応、こちらを応援。



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観客席。



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リーグのレベルとしてはスウェーデンリーグよりも上。この試合では再三にわたりチャンスをつくって決められなかったスポルティングが最後のこり15分で得点してハッピーエンド。


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いい天気ではあったが日陰で次第に寒くなってきました。やはり、スポーツが好きな人はシーズン中にヨーロッパにいるのなら、ぜひスタジアムに足を運ぶべきでしょうね。

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