ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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映画 インシテミル 7日間のデス・ゲーム ネタバレあり

インシテミル 7日間のデス・ゲーム すかさず見ました。
何の前情報もなく。原作を読んだ直後に。
日本では2010年公開の作品。まあ、海外にいるとこういうタイムラグはできますわな。

で、ヤフーで今検索したら、評価は5段階の2程度。罵詈雑言のレビューオンパレード笑

で、ネタバレ全開で私の評価というと、

基本的に頭が固いのか原作に忠実に映画も作ってほしい方なので、いきなり登場人物が原作の12人が10人になってる時点で残念。当然ストーリーも原作とは大幅にかわっていた。

綾瀬はるかはよかった。なにがって?それはみたらわかる。

石原さとみはよかった。彼女の演技を見たのってあまり記憶にないんだけど。
殺人の動機はほめられた物ではなかったが、原作にない殺されっぷりとその直前のホラーぶりは悪くなかった。

北王子欣哉の存在感はさすが。原作では若い馬鹿役なんだけどね。

原作では主人公は頼りないけどこんな感じでの感情露出はなかったんだけど、ま、原作のほうがいいかな。

ちなみに一番みたかったのは吊り天井での殺人なので、そのシーンは1回ではあるが満足。

武田真治のマッチョぶりにちょっと驚いた。

ラストの安東の死んだふりにはすっかりだまされたので得した気分。

そう、しょっぱなから驚いたのは、片平なぎさがこの30年間全く姿形が変わってないこと。スチュワーデス物語を思い出したわ(といってもほとんどの人はわからなくなったんだよね。)

で、彼女演じる役柄は原作では最後まで生き延びるキーパーソンなんだけど早々に殺されました、と。

巡回、殺人機械ガード。原作でのイメージとしては地上を動くんだけど天井のレールを動いてた。予算の関係か。
見た目は、もっとなんとかならんのか、という感じ。

レビューでは脚本が中学生のレベルとか色々かかれてました。まあ、ミステリーというよりはホラーという感じでしたね。原作もそんなところがあるけど。メモランダムの蘊蓄部分は削られて小説名だけ書かれてました。

というわけで、私の評価も5段階なら2、5というところでしょうか。

いやー 映画って 本当に いいものですね。

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「インシテミル」 米澤穂信 ネタバレ

米澤穂信、どっかで聴いたことがある名前だなと思ったら、昔読んでました。さよなら妖精・
その時のブログはこちら。
で、そのさよなら妖精の筋も謎解きも忘れたので検索したのですが、国あてクイズだったですね。あと、小賢しい高校生の会話がまるで2ちゃんねらーの話し方みたいで萎えた記憶が強いです。さらに、主人公の生ぬるさ、と。

それらはおいといて、このインシテミル。最後まで題名の意味は分からなかったのですが、淫してみる、ということらしいです。
この作品は読みごたえありました。おもしろかったです。映画化もされたみたいですがこれも見たいと思っております。

内容はアマゾンの説明から

内容(「BOOK」データベースより)
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。

ネタバレ全開でいきます。



閉じ込められた12人の男女、案の定、人殺しを始めました。殺したら時給、報酬がアップするから。そして途中の主人公のいったんの謎解きまで、なにがなんだかさっぱりわからず、結局人数が減ったあとになっても犯人がわかりませんでした。
途中から、主人公の正体が、ミステリーおたく、とういことがわかるのですが、こういうおたくっぽい書き方は「さよなら妖精」も同様だったと思います。登場するミステリーをひとつもよんでない一般人は取り残されていきます。もちろんそれでもまあ大きな問題はないのですが。主人公がじつは単なる弱弱しい一大学生でない、というところから、頼もしく感じられ、話はぐんと進みます。

参加者12人がはじめの夜にさまざまな武器を持たされていて、それを隠しながら他の人の武器がなにかわからないまま鍵のかからない部屋で夜を迎えるというはらはら感、そして、見回りをしたり、犯人を制圧、拘束したりする機械、ガードの無機質な存在感はやはり緊張します。

また、しょっぱなからでてくる美女の正体はもちろん不完全ですが、なにか特別な存在だということは分かります。

そして、殺人事件の謎の核心に入りますが、一人目の犠牲者は実は自殺だったということ、これは武器はガードの乱射ということも含め、さっぱりわかりませんでした。
そりゃあ、誰が何を持っているのか明かされてない段階でわかる訳がない。

超核心に触れますが、ようするに、この閉鎖空間に、さくら、が二人いたわけです。自殺したい人と、お金がほしくて確実に人を殺す人と。まあ、恣意的に選ばれた人たちなので、それがわるいことではないですし、そうでもなければ何もないまま7日間すぎるでしょうよね。そして、この空間での出来事、ようするに、殺し合いも含めたドラマは有料で視聴者に提供されているということが最後にわかります。まあ、リアリティTVは世界中で人気ですからね。

二人目の被害者は、犯人はすぐわかるのですが、ほかの人が書評で書いている通り、たまたま殺しちゃったという点がちょっと残念ですが、後になって殺人者はキーパーソンとなります。

そして、続いて殺される二人、そしてその後の殺人と自殺。

天井を落として殺人というのは奇想天外で、そして殺された二人が12人のなかの重要人物だったことも衝撃的でした。そして誰が天井を落としたのかはもちろん最後までわかりませんでした。そこは、武器を嘘の自供をした、という点のトリックをあばかないといけないのですが、ニコチンの殺傷力なんて知らないので一般の人がとけるわけない。ただ、メモランダムの偽造の伏線はきちんと張られてました。

まあ、消去法でいっても女ふたりのどちらかだとまではわかるんですけどね。

そして、動機について。犯人は、10億円を作らないといけないのでこの殺人を犯した、と。

10億円がなぜ必要なのかはみなさんのご想像におまかせして終了、というのはちょっと不親切だと思うけどね。

で、主人公もそれをつっこまずに4千万円の賞金をあげてはした金で目的の車をかって満足。

最初の数ページに、名前を明かさないで数人の参加動機がかかれてあったけど、どれが誰の動機なのかもわかりませんでした。

この作品の面白さは、建物の内部の様子などが映像として頭の中で構築されることです。

これは全く個人的な楽しさなんですが、以前ストックホルムで住んでいた巨大アパートがちょうどこの作品の施設と同様に円形の建物で、部屋が放射線状に配置されて、それがイメージされました。規模は全然違うんですけどね。

後、最近特に、無人ロボットの技術の飛躍的進歩に恐れを抱いており、ガードの無人格ぶりと高性能ぶりはやはり緊張しますね。無人飛行機による爆撃、無人兵士による殺戮が映画の世界さながらにがんがん行われる時代へと現実社会もあと一歩なんでしょう。

で、作品の締め方も、悪くなかったと思います。次の作品へ発展させることもできる終わり方ですし。

検索すると、おれにはかけねえ、ってかんじの掘り下げた書評もみますが、結局こんな小学生の感想文にまたなってしまいました。娯楽作品として読んで損はない一品です。というか、ネタバレありと書いてるので意味のないおすすめですが。

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螺鈿迷宮 海堂 尊  ネタバレあり

この夏の旅の、クロアチアの島で、宿の日陰の庭、猫が寝ている横で読んだ一品。思い出として消滅しないうちに書いておきます。

海堂尊さんの本といえば、ブラックペアン1988と医学のたまごという本を読んだことがあるが、一番有名なチームバチスタは読んだことがないし映画も見てない。ブラックペアンは映像として心に残っている作品です。たまごのほうは、なんじゃこりゃ?という思い出だけです。全く覚えてません。

アマゾンでのこの本の紹介は
内容(「BOOK」データベースより)
医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の劣等医学生・天馬大吉はある日、幼なじみの記者・別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。「碧翠院桜宮病院に潜入してほしい」。終末医療の先端施設として注目を集めるこの病院には、黒い噂が絶えなかったのだ。やがて潜入した天馬の前で、患者が次々と不自然な死を遂げる!天馬、そして厚生労働省からの刺客・白鳥らが、秘された桜宮の闇に迫る。傑作医療ミステリ!


この紹介で書いてある、厚生労働省からの刺客、とういこともこの本のミステリーの一部なのでそれをあえてほんの紹介で書くのはいかがなものかと思うけどまあ、読んだ後なのでどうでもいいが。

この本も前半はとっかかりにくかった。面白そうにと書いてあることもあまり面白くないし、ナースの失敗とかね。しかし、そのどんくさいナースとだめだめ皮膚科の医師の正体がわかったくらいからは面白くなってくる。
ろくでもなさそうなあんちゃんが消えるし、多くの病人もまさにすぐ死んでいくのだが、まあ、この病院の中で消されたのはわかるのだが、ではなぜ消されたのか?もミステリーの一部。
さらに、この作者が病理医として提唱するAi - オートプシー・イメージング (autopsy imaging) - 死亡時画像(病理)診断、に関しても絡んでくる。
だめ学生の成長物語、あわい恋、謎の女医の姉妹、昔の思い出の歌、とか、しっかりした同級生の女性とか、ラッキーとアンラッキーについてのこと、安楽死などなど、まあ、盛り上がる設定はいくつか練り込まれているという感じです。しかし、ラストシーン、(ネタバレいきますのでご注意)             何人か死ぬのですが、死ななくても良かった人もまじってますね。姉妹のひとりとか。もちろん、数合わせのために死ななければいけない人数はきまっているのですが、まあ、あっさり死ねるのかね若いのに、とは思いました。
今年テレビでもこの作品をベースにしたのが放映されたとのこと。どうだったのかな?
後彼の作品群はシリーズなので発表された時系列順に読んだ方がいいかもという気もしますが、まあ、たとえばこの大学病院に思い入れがあるとかないとかでそういうのについていくかどうかもきまるでしょうね。

海辺と車の映像は心に残りました。クロアチアの海辺で読んでたからね。まあ、ちょっとグロテスクすぎる部分もあるかなという作品でした。

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虹を操る少年 東野圭吾 ネタバレあり

この本は、クロアチアからボスニア・ヘルツェゴビナに旅しているときに読んでました。モスタルの橋の下でねっころがってよんだ思い出の一品。

アマゾンでの説明はこちら
内容(「BOOK」データベースより)
「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。


で、読後の感想、実は最後のおちを完全に忘れていて、検索して、ああ、そんなラストだったっけ?というくらい印象が薄い結末です。ただ、それだけSFとしての、光を演奏する、音楽家ならぬ光楽家という設定がキャラクターが立っていたようにも思います。
この前の感想にも書いたけど、東野作品はやはりSFでないほうが好みで、そういう意味ではこの作品もまあ、そういう架空の世界の中での疑問を解いていくという感じでしょうか。
あいかわらず最後までわからなかったのが最後追跡する若者のお父さんのお仕事と、なんでそのお父さんが若い愛人がいなければならないのか、という整合性でしょうか。大物のじいさんにかんしてはまさに取ってつけた感じ以外ないですな。まあ、主人公の突出ぶりも、他のことにいかせないのか?生かすにしても、中毒患者をつくっただけであまり社会に還元されてないなというかんじで、まさに中途半端でしたね。で、最後改造手術するってまるでショッカーだよな、ってかんじですね。

ただ、心を揺さぶられる光の演奏というものは見てみたいと思ったし、まあ、花火をみて我慢します。

という、ちょっと初期の作品だなという感じでした。あっというまに読めるので悪くはないですが。やっぱりゆきほのインパクトには、、

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「コンスタンティノープルの陥落」 塩野七生 ネタバレあり

「コンスタンティノープルの陥落」 塩野七生 を今日読み終えた

解説を読んで知ったこと、作者が女性だということ。

実は彼女の本は一冊も読んでなくてこれが初めて。ローマのことで面白い本を書いてるそうなのでまた読みたいと思っている。

で、この作品、非常に面白かったのだが、他の人も書評でけなしているように、コンスタンティノープルの地理がわからないので読んでてもさっぱりイメージがわかない。仕方なく検索するも、あまり検索すると本の内容がわかってしまうのでそれもできないというジレンマ。
後、カタカナネームの登場人物を前半に山ほど登場させるのだが、やはり、わけがわからなくなった。
最後きちんとすべての人たちのその後のストーリーに回収してるとはいえ、やはりつらい物がある。

トルコ イスタンブール、そして他のみどころへ、私は2009年の3月にいってきた。興味がある人はこちら「お約束 飛んでイスタンブール」


私のイスタンブールの印象はきわめて悪い。

それはブログ「再び。イスタンブールは危険です。」でも一部書いた通り、非常に気分の悪い連中の行動と被害者をみていたから。初心者はともかく、世界を長々と旅しているお兄ちゃんもころっと「友情商法」にひっかかり連中の手先として船着き場にいかされていた。

というトルコ、今でもクルド人を迫害したりして、ろくでもない国なんですが、カッパドキアなどの自然は見所ありです。カッパドキアで以前日本人女性が宿でこき使われてましたが、彼女も帰国しました。忙しく働く女性の横でパートナーの男が暇そうにテレビゲームをしている姿は忘れられません。

という、書評なのに書けばそういうトルコの忌々しいことを思い出してしまうのですが、そのトルコ旅行までは、アジア系の大帝国、そこにいきる末裔ということで非常にシンパシーをもっていました。

イスタンブール、ビザンツ帝国のコンスタンティノープルを滅ぼしてオスマン帝国の首都となった場所ですが、その戦いを綴った歴史小説がこれ。

様々な人の視点から出来事を綴るという方法は私は好きなので、この小説もわかりにくいこと以外は基本的に好みで、結果が分かっているわけで、非常につらい気持ちになりながら読み進めました。

今回夏旅行したボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルもこのオスマン帝国だったし、ハンガリーも国土をけっこう蹂躙されたので、東欧に旅行するとオスマン帝国の回教徒文化や残存する建物にも触れることがあります。
オスマン帝国の伸張は、この若きモハメッド2世のコンスタンティノープル征服がそのはずみとなり、最盛期、スレイマンがスルタンの時はウイーンまで包囲をして、そのことに関する展示をウイーンの博物館でもみました。

日本語が下手だとまで酷評してた書評もみましたが、そんなことはなく、様々な戦いや様々な立場の人の心の中や振る舞いはうまく躍動感あふれて表現されていたと思います。

という訳で、おすすめの一品です。またイスタンブールに行きたくなりました。いかないけど。

余談
http://www.geocities.jp/whis_shosin/bizan.html
この動画で小説の中身がすべてわかります。

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引っ越し祝いパーティー/選挙ねた

昨日は夜、ボスの引っ越し祝いパーティーに招かれたので出席。

ちなみに以前ブログで書いたこのボスが同じエリアでより上階の新築に引っ越したというわけ。

お土産のシャンパンを渡して、景色の良いベランダで飲みつつポテチやきゅうりにんじんをかじりつつトーク。
食事はスモークサーモンやピザなど、そしてデザートは手製アップルパイ。

シャンパン赤白ワインビールと飲みすぎ食い過ぎました。



談笑タイム。

同僚のご主人とさしで話していて、政治の話題になった。本来政治の話はしないというのが無難なのだが、私が話す前に、数人で散々政治の話をしていたのを横目で見ていたのでまあ、いいだろうとおもい話をふった。

そこから聞こえてきた言葉は、今回の結果は、ズラタンをベンチに引っ込めたようなもんだ、と。
この言葉、ツイッターでも流れてました。
ようするに、スウェーデンの優秀な穏健党の政治家が選挙の敗北で党首をやめたり政界から身を引いたことをさします。
個人的にも、「元溶接工で12年の党首就任まで労組代表」の次の首相候補の印象はまさに労組のおっさん以上でも以下でもないんですけどね。

で、選挙の結果どう思います?とストレートに聞く。

ーーーーー
ちょっと残念なこともあるし、変化もあった。与党連合も負けて政権交代だろうからね。
今回、スウェーデン民主党が13%の支持を集めたんだ。

スウェーデンでは、基本的にはどんな事柄でもオープンにディスカッションしてきたんだ。
例えば、福祉のことにしても、教育のことにしても。
それがスウェーデンの政治の土壌であり、いい点だったんだ。

でもな、今、外国からの移民が増えてきている、そして、それに関しては教育や住む所、仕事の保障や文化的な違いをどうしていけばいいのか、そして、このままいけば彼らが国民の30%という日もくるだろうから、色々な意味で議論しなければいけないんだ。それは国民もみんなわかっているんだ。

でも、今、スウェーデンで、移民問題、、と口にしただけで、お前は移民問題に何か意見するのか、そんな話はしたくない、お前はレイシストだ、という風に、まったく議論にすることもはばかれるようになってしまったんだ。

そして、いまある政党のうち、一つ以外の党もそれと全く同じ姿勢だったんだ。党首会談でも下を向いて、スウェーデン民主党の議論の呼びかけにも無視してきた。
結局、移民という問題に、これからのスウェーデンの形ということを真面目に議論や政策をもっていたのはスウェーデン民主党だけだったんだ。

だから、彼らがそもそも極右のグループがその母体だろうが、この問題で現在の与党、政党に失望した人はスウェーデン民主党に票をいれざるをえなかったんだ。それで、彼らがこの国の第三党になったんだ。

ーーーーーーーーー

スウェーデンの今、での解説はこちら。
国政選挙の開票結果  より引用

(引用開始)
「Sommartal(夏演説)と呼ばれるこの演説では、通常は秋から始まる国会での意気込みや政策方針を説明するのだけれど、今年は選挙が直後に控えており、選挙キャンペーンの一環としての位置づけがあった。穏健党の党首であるラインフェルト首相は、その演説の中で難民受け入れへの理解を国民に求めたのである。まず、イラクやシリア、ガザにおいて人道的な状況が深刻化していることに触れ、スウェーデンへ庇護を求める難民の数も大きく膨らむだろうと述べた。そして、「スウェーデンの人々にお願いしたい。心を開いて、危険に晒されたこれらの人々を迎え入れてほしい。戦乱から逃れようとする難民の数はユーゴスラビア紛争の時の数に匹敵している。ユーゴ紛争の時に私達が多くの難民を受け入れたことを思い出してほしい」と続けた。また「それには大きな費用が掛かる」とも触れ、しかし、スウェーデンにはそれだけの経済的余裕があることを説明したのであった。

私は彼のこの演説はとても良いものだと感じた。難民の受け入れには費用が掛かる。これは当然のことだ。住居を確保したり、生活保障をしたり、スウェーデン語の教育も提供しなければならないため、短期的には費用がかかる。しかし、スウェーデンの多くの政党はこれまでその費用について触れるのを避けてきたように思う。場合によっては、費用が掛かることすら認めようとしないケースもあった。そして、その点をスウェーデン民主党が突いて「こんなに費用が掛かっているんだぞ」と批判し、彼らの支持が伸びる一つの要因になってきたと思う。この点は私もヨーテボリ大学の同僚と何度か議論しかことがあるが、費用が掛かることは事実として認め、その上で、戦乱を逃れてきた人を人道的に受け入れるのは意義があることだし、長期的に見ればスウェーデン社会や経済にとってもプラスになることを国民に説明していくべきではないかと思っていた。

だから、ラインフェルト首相がそれを明確に発言したのはとても良かったと思うし、これで、「費用が掛かっている」「いや、掛かっていない」といった不毛なやりとりに終止符が打たれると期待した。

一方、ラインフェルト首相の意図はもう一つあった。穏健党のところで触れたように、穏健党は今回の選挙戦において新たな歳出を極力拒んできた。失業保険の給付額上限が据置きされてきたのに引き上げるつもりはないし、年金生活者の所得課税の引き下げもするつもりがなかった。そして、その理由として、穏健党は増税をほとんどしないから財政的な余裕が無いことをこれまでは説明していたのだが、この夏演説でさらに、難民の受け入れには費用がかかるからということを自らの消極的なマニフェストの言い訳に使ったのである。

そのため、彼の夏演説はむしろ彼の意図とは逆の効果を持ってしまった。特に失業者や疾病給付の受給者、それから、低所得者層で経済成長の恩恵をなかなか感じられない人たちが、「自分たちの状況を改善してくれないのに、難民の受け入れに予算を使うのはおかしい」と感じ、スウェーデン民主党の支持率を逆に増やしてしまった可能性がある。」(引用終わり)

これ以上コピーもはばかれるので、スウェーデンの今で、民主党の躍進、ネオナチ性のトーンダウン、の項目を読んでください。

ちなみに私の同僚も、あの演説で穏健党は負けたんだ、首相の自爆だ、といってました。
私個人も、政権党のこのような立場を取らなければスウェーデン民主党に流れる票は抑えられたのではと思っております。
私の見解は、以前このブログでも書いているように「この国は、自発的に移民難民を受け入れたつもりかもしれないが、実際は、ほかの国々の植民地になって食い荒らされている」ですので、長期的にみても国が変質していくだけであり、それがプラスなのかといわれると反対意見です。

ーーーーーーーーーーーー
宴もたけなわで私も帰宅した。
週末の町の中心部は危険なのでもちろん迂回する。
ただ、この国がヨーロッパの中でも美しく、経済的にも安定し、安全な国であることは確かである。
今後どうなっていくのか傍観しつづけることになるでしょう。

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帰国後/トカイワインの蘊蓄

旅の後、すぐ仕事モードに頭を切り替えるのが大切。
それよりなにより、この夏、スウェーデンは猛烈に暑くて、帰国後も暑くてたまらなかった。
そう、こちらのアパートには普通冷房なんかないからね。

自分に買った土産はこんなかんじ



土産というか、夜食用にかって食べなかった日清の袋ラーメン。
チキンスープ味。これが結構うまくて、当たりだった!

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エゲルの赤ワイン。スウィート。


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そして、ブダのスーパーで買った、トカイワイン。

ちなみにwikiでトカイワインの説明は
「貴腐ワインが生まれたのは伝承によれば、17世紀にトカイはオスマン帝国の侵略を受け、住民たちはこの地から避難せざるを得なくなった。しかし村を離れている間に、ブドウ本来の収穫期を過ぎてしまい、霧によって収穫されずに残っていた実にカビがつき、腐り始めていた。諦めきれずそのブドウでワインを作ったところ、濃厚で甘い蜜のようなワインになったことが始まりとされているが、この伝説自体が少々本物の伝承と異なる。 実際にトカイ地方で語られる伝承では1632年の事、ハンガリー王国に進攻したオスマン帝国との戦いのため、改革派教会説教師でありラーコーツィ家所有のブドウ畑を管理するセプシ=ラツコー・マーテー不在のため、ブドウの収穫が11月にずれてしまったシャートルアルヤヘイのオレムス畑では、しなびたブドウしか収穫できなかった。それから生まれた甘くて燃えるようなワインは、ラーコーツィ一世ジュルジの妃、ローラントフィ・ジュジャンナのイースターの食卓に献上されたのである。」

糖分含有量で3−6に等級が分かれてあり、数字が多いほど高かった。

で、3と4を購入。まず3から飲んだが十分スウィートで楽しめた。蜂蜜っぽい感じかな。

甘いワインといえばちょっと前にポートワインにはまってた時期もあるのだが、まあ、味わいは異なる。


で、もう一つ、冷凍させたフォアグラも持って帰った。これはまた冷凍庫にいれて保存している、が、また食べる日がいつくるかは不明である。もういやっていうくらいくったからね。



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ザグレブ そしてブダペストへ

バスは朝ザグレブへ。

ザグレブ
クロアチアの首都
この町には過去も来ているが、その時のブログはこちら

今日は数時間しか時間がないので駅とその近くのマクドで時間をつぶす。

旅先のマクドは偉大である。
朝食、Wi-Fi、そしてトイレ、そして休憩これらの重要項目をプレッシャーを受けることもなくこなせる。


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駅前広場



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屋台


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機関車


電車はとろとろとハンガリーの首都ブダペストへ。行きはバスに乗り換えさせられたが今回はそんなことなし。
本当に嫌がらせのようにのんびり走る。もちろん国境越えのパスポートチェックもある。

そこで、子供が結構さわいでた。もし冷戦時なら冷や汗ものだと思うが、時代は変わった。


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電車がブダペストに到着。最後の数日をこの町で再びのんびりすごした。
もちろん 日本人宿 アンダンテ
フォアグラももう見たくなというくらい食った。ビールも飲んだ。日本人のみんなとシェア飯や酒を飲んで楽しく過ごした。そうそう、美術館では好きなロートレック展をやっており、満喫した。

このダンサーの生の写真もあり、見とれてたりした。

そして俺の2014年の夏は終わりました。最高でした。みなさん旅ブログ読んでくれてありがとう!

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ボスニア・ヘルツェゴビナ 世界遺産 モスタル

スプリットをバスで出発。向かった先は隣の国、ボスニア・ヘルツェゴビナ。
しばらく海辺を走るので景色もいい。
パスポートチェックでパスポートが持っていかれるがもちろん戻ってきた。

そして、世界遺産の町、モスタルにバスは到着。

まずすることは、ここから移動するバスのチケットを買うことである。現地の通貨はもっていなかったが、ユーロがあったのでそれで購入。カードは使えなかった。

モスタルの説明はウィキによると
” スタリ・モスト(Stari Most,「古い橋」)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの都市モスタルにある16世紀の橋で、市内を分けているネレトヴァ川に架かっている。町の象徴となっていたこの橋は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にあたる1993年11月9日午前3時にクロアチア系のカトリック民兵によって破壊されたが、その後復興計画が持ち上がり、2004年6月23日に復興工事が完了した。2005年には、ボスニア・ヘルツェゴビナ初のユネスコ世界遺産に登録された。”

ここに来た理由はひとつ、この橋を見に来た。




川のこちら側、バスターミナル側はこのような感じの建物がのこっており、橋の向こう側はクロアチア系と分かれている。

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中には入らなかったが、昔のトルコの建物を再現した場所。

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戦争の爪痕

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このあと、旧市街を抜けると、このような景色が目に飛び込んでくる。

世界遺産 スタリモスト

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これをはるばる見に来ました。

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橋の上から

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わたったところ。

この後川におりた

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水着の若者が今から飛び込もうとしているところ

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この写真の中にダイビング中の若者がいます。探してください。

バスまで時間があったのでこの河原で水を飲みながら東野圭吾を読んだ。
暑すぎるわけでなく、快適な水辺だった;

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帰りに上からみたところ。

バスターミナルに戻って、ちょっと遅れてバスがきた。

夜行バスは快適にザグレブに運んでくれた。

モスタル、再建されたものではあるが、見応えのあるエリアであった。時間に余裕があればいく価値のある場所だと思います。

続く

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(外国人)参政権行使 4年ぶり2回目

選挙関連でもう一つ

スウェーデンは外国人でも3年暮らしたら国政選挙と同日に行われる地方の選挙の参政権(県と市)をもらえる。
前回2010年その権利を行使したときのぶろぐはこちら
外国人参政権を行使し、その危険性を知る。

一部抜粋
強く思ったことは、地方選挙だけに参政権を与えて、国政に参加させないというのはその外国人に対しても非常にふざけた話である、ということ。
いま、日本で地方の外国人参政権を要求している外国人が、もし、最悪なことにその要求が通ったら、次にさらに執拗に国政参政権を要求してくるでしょうし、そうなった場合、それを退ける正当性もすでに失っていると思われます。さきっぽだけやから、ええやろ、という輩を信頼してはいけません。それは嘘です。

そんな4年前であったが、今年は引っ越したので別の投票所へ。
学校の体育館。
青と白の投票用紙、政党別に候補者が羅列してあり、その名前のよこのますをチェックして封筒に入れて渡す。
向こうが私の選挙票と向こうの名簿を照らしあわせて名前のところに線を入れて、青と白のところにチェック。
封筒の一部がわざとあけてあり、そこに入ってある投票用紙の色と枚数がチェックできる。

で、わざとじゃないのだが、白の投票用紙が2枚重なっていることを指摘され、封筒からだして下の一枚を外してもう一度別の封筒に入れた。
ふたつの投票用紙の入った封筒は箱に入れられました。

私は前回と同様、外国人の参政権には日本でもどこでも反対する者であるが、今回も社会勉強としてやってきた。

感想は前回と同じだけど、今回の方が、私が応援する偉大な政治家とその党がすでに風前の灯だったこともあり、前回ほどの黄色い投票用紙(国政投票用紙)にかかせろや!とは思わなかった。

私は取ろうと思えばスウェーデンの国籍はとる資格はある。
しかし、そうなると二重国籍となり、日本の国籍を失う。もちろんそんなことは望んでもいない。

たとえば私の同僚は、3つの国の国籍を持っている。パスポートも3つ。
スウェーデン国籍も他のヨーロッパの国籍もアジアの某国の国籍ももつ。

そういった多重国籍の人がスウェーデンで投票する時、どの国のメリットを考えて投票するのだろう?
今住んでいる国で国籍は持ったけどそれは便宜上という人は山ほどいる。

移民だらけのスウェーデン、当然地方も国政も投票する人、候補者に外国をバックグラウンドに持つ人が増えてきた。多文化社会を推奨してきたのでそれは当然の流れである。
私はスウェーデン人の選択に、意見はあるが、その結果としてこの壮大な実験国家がどうなるのか、傍観していく。



4年後はどこでなにをしているのかわからないが、また投票したらブログにかこうか。

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左派野党連合が勝利=極右第3党、政界に衝撃-スウェーデン総選挙

時事ドットコムの記事を転載します。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014091500027

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引用開始
左派野党連合が勝利=極右第3党、政界に衝撃-スウェーデン総選挙

【ロンドン時事】14日投票のスウェーデン総選挙(一院制、定数349)は、15日未明(日本時間同日午前)までに開票がほぼ全て終了し、社会民主労働党(社民党)など野党の左派連合が最大勢力となった。ただ、過半数には届かず、社民党を中心とする少数与党政権が誕生する見込み。
 ストックホルムからの報道によると、各派の得票率は野党連合が43.7%、ラインフェルト首相率いる穏健党など中道右派の与党連合が39.3%。2006年から続く長期政権への飽きに加え、失業率が高止まりするなど生活面で目立った改善が見られないことへの有権者の不満が、「ラインフェルト離れ」を促したとみられる。
 今後は社民党が中心となり、野党連合内の少数政党と連立を模索する見込みだ。元溶接工で12年の党首就任まで労組代表だったロベーン社民党首は、ラインフェルト政権下で進んだ格差の是正のほか、教育やインフラ改善に力を入れると約束。「われわれは(高失業率、教育水準の低下という)深刻な状況下にある。(投票結果は)国に変化が必要だという(有権者からの)回答だ」と述べた。
 一方、反移民を掲げ勢力伸長が注目されていた極右・スウェーデン民主党は、初の中央政界進出を果たした2010年の前回選挙時(5.7%)を大幅に上回る12.9%を得票し、社民、穏健両党に次ぐ第3党にのし上がった。移民流入に対する国民の懸念を背景に、主要政党としての地位を確立した形で、政界に衝撃が広がっている。
オーケソン党首は支持者らを前に、「われわれは今や絶対的な(議会の)キングメーカーとなった」と強調した。ただ、社民党は民主党との政権協力を否定する考えを明確にしている。(2014/09/15-09:12)
引用終わり
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要点は
1。政権交代
2。左連合で過半数に満たない。
3。反移民を掲げるスウェーデン民主党が第三党に躍進。

詳しい選挙前の解説はいつものごとくスウェーデンの今のブログを参照 

今日の総選挙の見どころ: 果たして左派陣営が過半数を取れるか!?


このブログのシナリオ1になりました。

スウェーデン民主党(SD)の最近の支持率は10%あたりだったので、支持率を前回から増やすことは明らかだったけど、多くの人が思った以上の支持率をえたということになります。

ちなみに、私の2年前のブログはこちら
日曜日の午後 党首討論 2012-10-08(Mon


一部書き出すと
「現実問題として、スウェーデンにシリアからの難民申請が殺到しているそうである。そして、首相も、移民の流れが増えることで社会のコンフリクトが深まることも認識してました。
しかし彼は"Men utan utlandsfödda hade vi inte haft det välstånd vi i dag har i Sverige."「しかし、外国生まれの人の力がなければ我々の今日のスウェーデンの繁栄はなかった」とポジティブに〆ました。具体的には中国インドロシアの国の名前を挙げてました。
移民制限を主張するスウェーデン民主党党首に左党党首から「あなたのところの政策は非人間的だ」と挑発的な言葉がでました。それに対して「あなたのいうところの人間的な政策て、スウェーデンができるかぎりの移民を受け入れるということでしょうか」と返してました。
誰だっていい人になりたいけど、いい人っぽい政策をとるにはお金がかかるわけで、そのお金は天から降ってくるわけではない。もちろん、本人やその子孫が頑張って働いて税金を払って国を盛り立てていってくれたらそれでいいわけだけど、現実問題として現在のこの国の若者の高い失業率は移民が原因の大きなもののひとつなのは首相も認めているところ。ただのスウェーデン語教育さえうけたら雇用してもらえるというわけではない。また、子だくさんなのは間違いない。補助が沢山もらえてうらやましい限りである。
しかし、そういった現状を認識して発言していたのは首相とそのスウェーデン民主党党首だけだったね。といういつもの展開。前回の選挙で初めて議席を獲得したこの党。ノルウェーの事件の影響を受けそうではあったが、次の選挙で議員を増やすのか減らすのか、国民の判断(移民系の有権者の割合はこれから爆発的に増えるだろうけどそうなる前の段階での)がどうなるのかは興味ぶかく見守りたい。私の予想としては、議席は増えると思っている。」

予想はあたりました。

ちなみに、選挙直前の党首討論でも党のポスターでも移民を減らすとはっきりいってたのはSDだけでした。
彼らのポスターはこれまた
スウェーデンの今
参照 

さらに投票結果をみると

4。左派の支持率は前回と比べて3党ともほとんど同じ
5。政権の4党のうち、メインの穏健党が失った支持率は7%で、スウェーデン民主党が増やした支持率は7%。他の3党は微減。

ようするに、現政権支持者からの票が左に流れたわけではなく、上の日本語のニュースで党首がいっているように左の政策が新たに受け入れられた訳ではなく(もとからの支持者は別として)、8年続いた現政権はとりあえず飽きられ、もしくは失望され、その票がSDに流れたのだろうと私は分析しました。まあ、左から極右に票は流れるとしてもわずかでしょうしね。

ちなみに、現政権は、中道右派と日本語ニュースでは書いてますが、私から見たら「中道左派」で、左派連合が「極左派連合」です。

余談ですが、フェミニスト党も議席の4%を狙いましたが届きませんでした。これも左ですが。



常々思っていたのですが、スウェーデンには、普通の保守派の受け皿となる政党がひとつもありません。

穏健党も結局は移民受け入れを制限するとは一言もいってません。

スウェーデン民主党にはつねに極右、レイシストというレッテルがつきまといますが、まともな保守がなければそれらの票はスウェーデン民主党にいってもちっともおかしくないと思います。

というわけで、穏健党だけが惨敗、あとはちょいまけちょいかち、そして、あらゆるマスコミから例のごとくネガティブキャンペーンをうけていたスウェーデン民主党は躍進という結果となりました。

78万1120票がスウェーデン民主党にはいったとのことです。960万人の人口の国で移民は10%を遥かに超えていて、そのなかでのこの得票率の重みは大きいと私は思います。キャパシティーを遥かに超えた外国人を受け入れ続ける1000万人たらずの福祉国家という、たぶん左派から見たらまさにユートピアなんでしょうけど、まあ、中にいれば、きれいごとではすまない、ということでしょう。

ちなみに選挙を終えた今日のニュースは

社会民主党、左党を政権から閉め出す。

という、さっそくの左派伝統の内ゲバで、昨日の速報ではしゃぎまくっていた左党の党首やそのシンパの映像にはらわたが煮えくり返っていた私にとっては、今日のニュースで左党の党首のゆがんだ表情をみて非常に気持ちのいい秋の夜です。


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パラドックス13 東野圭吾 ネタバレあり

今読み終わった「パラドックス13 東野圭吾」の感想

ネタバレぎんぎんでいきますのでよろしく。






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アマゾンでの説明はこちら
(「BOOK」データベースより)
13時13分からの13秒間、地球は“P‐13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間―目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。


なかなかとっかかりにくい本だった。
すぐ、死んだはずだよおとみさん、が集合する別の世界での出来事だとわかる。
なぜなら、バカな刑事の大活躍で兄の刑事がうたれ、そして自分も撃たれたその時が、いわゆるP−13現象が地球を襲う瞬間だったから。

で、後で検索してわかったのだが、その別の世界に生きる、死んだ人は13人だったそうな。数えてもみなかったが。

13人以外の人間が突然消えた世界において、なぜか地震や暴風雨などが多発して、道路もぼろぼろになり歩くことも次第に困難となっていく。とっかかりにくかったのは、で、どうなるの?というのが見えにくかったからか。

ちなみに私が一番すきな東野圭吾の作品は 白夜行 次が、容疑者Xの献身。
白夜行のゆきほのクールさは忘れることができないし、容疑者xの「献身」にも涙がでてくる。

で、この作品は、もちろん空想の中の話だが、実は東野の別の空想の話を旅先でも読んでた。それについてはまた後日。

で、この作品、動きがあるのは、新しい生存者が見つかるところや、人が死んでいくところ。

そして、官邸で、36日後にまたP−13現象がおこることがわかったところである。
ここから話が、その現象をどう解釈するか、によって二つの行動に分かれる。

で、この作品で一番わらったのは、リーダーが突然、遺伝子を残すために女性にイブになれとお願いするシーンである。子孫を残すために恋愛感情とは関係なしに色々な男の子供を産めということである。その前に、一人の男がレイプ騒ぎを起こした後にである。
で、少数の人間だけが取り残された世界を描くには、性欲や恋愛がらみの話がでてくるのは当然である、が、まさかそうくるとは思わなかった。その発言はもちろん女性みんなから総スカン。
彼は大真面目で、これまでみんなをひっぱっていった刑事なのだが、ちょっと先のことを考えすぎた嫌いがあるよね。

ただ、北斗の拳の世界のような場所では、今までの常識ルールは通用しないので、そこで生きるためには少ないながらも共同体としてみんなが知恵を働かさせ、新しいルールを作らないといけないのはたしかだろう。

結局、2回目のP−13現象を信じることなく他の場所で生き延びようとしたが、時既に遅しだった。

最後に数人しんで、数人いきのこる。
そして、2回目のP−13の後の世界が描かれる。

個人的には、非常にいい、というか、すっきりする終わり方だったと思う。まあ、かわいそうな人もいたが。

パラドックス13という現象についてはあまり考えても仕方がないと思う。


そもそも、日本各地の病院に病気で13時13分死亡の人はけっこういただろうし、じゃあ彼らが生き残ったとしてどうなるの?とは思う。
そして、もう一度おこるという設定は悪くないと思う。
最後の方は興味深く読み進めました。

どっちかというと推理小説が好きなので、この作品はSFなのでまあ、それでも楽しめました。






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スプリットの朝



JELSAの港で迎えた夜明け。

フェリーはBOL-SPLITへ

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スプリットはクロアチア、海の旅のスタート地点となる町です。
さらに、世界遺産のエリアもある町です。
スプリットの海辺のストリート。




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シーフードの朝市。手長海老など魅力的な品揃え。


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広場の朝


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世界遺産エリア


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11時にでるバスを待つためにカフェでねばってました。
そして、バスは国境を越え、とある場所へ。

続く

ちなみにスプリットにも海水浴場があり、以前、スプリット苫屋さんに2回泊まったときにはそこで楽しんだり山に登ったり色々楽しみました。

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ウニ漁 イン クロアチア



次の日の午前

この写真が此の旅のベスト写真と自分で思っている。そこのボウズ、ありがとう!

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そして海へ。
今日は目的があった。
海底にまさにごろごろころがっているウニを捕ること。
クロアチア人はウニなんか食べないので好きなだけとっていい、というお言葉もいただいている。


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シュノーケルの装備があるので潜れる。後はけがしないように穫るだけ。
これが記念すべき第一個目。

ちなみに、自分で穫った訳ではないが、昔、ニュージーランドにてホームステーしたときに、オークランドの海でホストブラザーが穫ってくれて、その時に食べたウニの味も格別だった。大昔の話でそれ以降一度もニュージーランドに行ってないのでいつか行きたいとは思ってるんだけどね。余談でした。


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これが収穫。
海中で見た大きさよりもこぶりでした。

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かぱっとあけると、そう、ウニ。
同宿の日本人の方と一緒に食べました。醤油で。ウニの味!
まあ、満足できる量ではなかったけどね。

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ランチ作ってくって、午後は休んだ後また泳いで楽しみました。

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日が沈むまで楽しみました。

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夜はシェア飯、そしてその後もビールでトーク。
そしてぐっすりねました。


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次の日の朝。朝からビールを飲んでいるのは旅先だけです(笑)
この日もしっかり泳いでランチは海辺のバーでピザ、そして午後も泳いでまさにアドリア海満喫でした。

楽しい時間は短い。

これは村上龍の小説の中の言葉ですが、まさにその通りで、この島を出ないと行けない日が来ました。
朝早く、港に送ってもらい、再会を約束して島を出ました。

フェリーの中で爆睡。



旅はまだ続きます。

続く


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学位授与記念パーティー

先週土曜日の夕方、同僚の学位授与記念パーティーに出席しました。



川沿いの道を歩く。

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会場につくとまずシャンパン。

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そして会場へ。
前菜はすでにテーブルに載っている。

乾杯のあと、食事スタート

そして、何人かが今回学位をとった人におめでとうのことば。

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すでに引退した人もお祝いに駆けつける。

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全体の雰囲気。

私のテーブルは今回学位を取った人の友達のテーブルでアジア人がメイン。

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そしてメインディッシュへ。ジャガイモ。これがうまいんだな。

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ラムステーキ。期待せず口に運んだが、おいしかった。

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デザートワインとチョコケーキ。周りを見渡しても、完食してるひとは一人もいなかった。
途中でもう結構となったね。ま、まずいわけではなかったが。

お祝いの言葉、プレゼント、今回の主役からのスピーチにプレゼント返し。などなど。

それ以外の時間は同じテーブルの人たちと談笑。

といっても話が続く訳ではなく、iPhoneで錦織圭選手がUS OPEN FINAL進出が決定というネットニュースを一人感動して見ていた。

私のテーブルはアジアといっても、クルド人とイラン人で構成されていて、前の人がクルド人だったのでクルドにまつわる話を色々聞いてた。10数年前、彼がフセインと戦っていたときの武装した写真も見せてもらった。

日本にいたときは、クルディスタンなんて言葉は聞いたこともなかったがこっちにきて初めてきいた。
数カ国にまたがるクルド人がメインのエリアをさすのだが、もちろん周辺各国や大国の思惑があり独立国家となるにはハードルは高いであろう。

6時集合で10時30分に近くなったくらいでいったん会場をかたづけて後はダンスタイムになる。
こういうの本当にスウェーデンの人はタフだと思う。
私は挨拶をして、そのときに退出した。

日本でもそうだけど、スウェーデンでも学位を取るのは長い険しい道のりである。
そして、スウェーデンではこの学位を取った後のパーティーは結婚式の次に重要なイベントというかんじである、研究者にとっては。何度か参加したが、やはり、いつも、素直におめでとう!という気持ちになり、そして、自分もがんばらないとな、という気になる。自分が日本で学位をとったのは10年前だが、その時の感動を思い出し、そして研究を続けていかないとと思う。

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気分よく会場を後にした。

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Ivan Dolac

Hvar島のIvan Dolacが苫屋さんのある町。ワインの産地としても有名で、ご主人が作られているワインをこの旅の期間楽しませていただいた。



宿泊した苫屋さんのすぐ近くのSobeの一階がパン屋さんとなっており、コーヒーをいただいたので朝食としてパンを買った。

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海を見ながら朝食。

そして、海へ。

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気持ちよく、午前も午後も泳いだ。ちなみにお昼にチェックアウトして苫屋さんに移動。
ビーチでの読書もまたよし。


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夕食は、また日本人の宿泊の方などとタコパーティー。
スウェーデンでタコをたべる機会は皆無といっていい私はがっつり楽しませていただきました。



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このリゾットも絶品


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ワインそしてデザートを味わいつつ、トークを楽しみ、Ivan dolac2泊めの夜は更けていった。

続く


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Hvar島 苫屋 アゲイン

BOLをでた満員の船はすぐフバール島のJELSA
ここに7年前に来たときのブログはこちら




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この港に苫屋さんのご主人が車で迎えにきてくれます。
そして、スプリットで2回、そして、この島では2回目の苫屋。前回はこちら

この到着した日は満室だったので近所の部屋に宿泊、しかし、BBQdinnerのお誘いを受けて参加

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豪快に焼いていただく


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他の日本人客の方々と暮れ行く夜と美味しいお食事とトークを楽しみました。
なんと一人の方は奇遇にもストックホルム在住の方で、当然のように共通の知人もいました。
スウェーデンでの仕事などについてお話ししました。

食って飲んで後は寝るだけ。

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そして、次の日の朝、部屋から出るとこの景色。

続く

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夏の終わりのとある町

ちょっと前に、知人を案内したときの写真です。

まずはリコリスのお菓子を食べさせる。これはマストですな。
くっさい魚を食べさせるようなことはしませんが。




駅に汽車ぽっぽ。これは夏の週末に運行されてます。

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色々細かいアイテムもそろえてますって感じ。


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去年の年末ストックホルムを走っていたのに比べると子供鉄道ってかんじかな。



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旧駅舎。現在レストランバー。
ここの雰囲気が抜群で最近のお気に入りです。


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北欧で一番でかい教会の内部

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川辺の公園。


他にはまあお城からの景色とか図書館とか庭園とか閑散としたメインストリートなど、3時間程度の日帰り観光には最適な町でしたね。どことはいいませんがw。

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BOL 二日目

夜とっとと寝たので、朝早く起きた。
海辺のレストランのテラスで本を読んだりしていた。


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2匹のねこがチュっとするところをみた。
宿のおっさんに何匹猫飼ってるんだ?と聞いたら1匹だといったので、一匹は他のお嬢さんなんだろう。


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朝食は近くのパン屋でパンを買ってスーパーでまたチーズとハムとビール。
チェックアウトは10時とのことなので目の前のビーチで最後に泳いでシャワー浴びて荷物まとめてチェックアウト。
しかし船が夕方にでるのでそれまで庭の椅子ですわっててもいいかと宿の親父にお願いしたらオッケーだったのでまた午後戻ってきた。
それまでは昨日いったビーチの近くの歩道でまた読書していた。海堂尊の作品

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だらける猫


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楽しそうに泳ぐ犬


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エリアに何カ所かビーチとレストランがあり、そこを散歩してみたが、どのビーチも魅力的。
ブラチ島のボル、おすすめのリゾートです。


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そして夕方、この島から別の島へ船で移動。

余談、
私はフィオレンティーナというチームに中田選手がいたのだが彼のシャツを着ていた。
そしたらそのチームのファンと思われるおっさんがいたく喜んでくれて写真を撮って声をかけてくれた。
サッカーはヨーロッパでいい話のネタになる。宿に雇われてた掃除のおっさんとも色々話をした。
やはり、一言いいたかったのか、ワールドカップでのブラジル対クロアチアの審判について話をふってきた。
まあ適当に対応したが。私は2006年のワールドカップ、日本対クロアチアの試合をニュルンベルクでなま観戦しているのだがその話題などをだした。

続く。


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