ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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映画 誰も守ってくれない ねたばれあり



おととい見たDVD,映画 誰も守ってくれない
主演 佐藤浩市 松田龍平 志田未来 柳葉敏郎 石田ゆり子

少年の犯罪、そしてその家族の保護、がテーマの作品。

展開は前半はカーチェイスが象徴するように非常にめまぐるしく動き、そしてそれから逃避行の場所でも事件が起こるが、考えられる限りの予定調和的な最後のシーンとなる。

日本社会が抱える問題がまず提示される、少年犯罪とそこから生じるプライバシーの問題。マスコミの取材、そして、ネットでの情報流出。家族を乗せた車を爆走させる理由は、報道カメラマンがのるワンボックスカーを巻くためである。パパラッチから逃げようとして事故を起こしなくなったダイアナ妃の悲劇を思い起こさせる。

被害者の家族のところに裁判所や教育関係の人たちが来て、すばやく離婚の書類にサインさせたり、さまざまな事柄が行われる。これは事実をやや誇張している、早送りしているとは思うが、大筋の流れはそうなのだろう。

過去の事件でトラウマをもつ主人公、佐藤演じる勝浦は、崩壊しそうな家庭を抱えつつも結局家庭を顧みることは許されず、事件への対応に追われる。この流れはまさに日本的であろう。

彼の任務は、殺人容疑のかかった18の青年の妹、船村沙織の保護。

彼女をかくまう場所を転々とさせる。移った先もマスコミにばれて、押しかけられる。そこで、被害者の家族へ対する厳しい発言をその記者が発する。

確かに、親の顔がみたい、というのは非常に日本的である。ちょっと前に読んだ東野圭吾の小説、手紙、も、犯罪者の家族が受ける理不尽な社会からの扱いについて触れていた。

この誰も守ってくれない、でも悲惨なことがおこる。普通の生活を送っていた沙織の生活は兄の逮捕からもはや普通ではなくなる。ネットでは、自分の情報まで流される。

そして、逃避行した先までネットにさらされてしまう。

ここらあたりの展開は非常に面白かった。逃避行先が柳葉が演じる役の親父の営業するペンションなのだが、彼が過去の勝浦の失敗と関連をもつ。柳葉の演技も大げさ、という批評もあったが、心に響く一言ではあった。

そしてさらなる展開と勝浦の必死の行動に最後に沙織が心を開く。

しかし、他の人も書いていたが、やはり、沙織の行動や言動にも多いに問題がある。核心に触れすぎるから書けないが。

この映画の私のよかった点は、やはり佐藤浩市の演技の安定感と、木村佳乃の美しさと、以外にも健在だった石田ゆり子さん。そしてはじめてみたけど面白いキャラな松田龍平、かな。

ネットの恐ろしさに関しては、日々リアルに目撃している。いかにその中で加害者にも被害者にもならないようにするか、これは自分で出来る範囲で気分を引き締めたい。
日本の報道被害に関しては、やはり国民がマスコミに対して毅然とした態度をとることだろう。彼らの言い分は、国民が見たいものを聞きたいことを提供している、だから。

余談、ひとり声変わりがしてない中学生、こいつがおもしろい!
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