ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 原書 ネタバレあり

商品の説明
内容紹介
宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に陥ってしまった。現場に駆けつけたミカエルの手配で、リスベットとザラチェンコは病院に送られ、一命を取りとめる。だが、彼女を拉致した金髪の巨人(ニーダーマン)は逃走してしまう。この事件は、公安警察の特別分析班の元班長グルベリに衝撃を与えた。特別分析班は、政府でも知る人の少ない秘密の組織で、ソ連のスパイだったザラチェンコの亡命を極秘裡に受け入れ、彼を匿ってきた。今回の事件がきっかけでそれが明るみに出れば、特別分析班は糾弾されることになるからだ。グルベリは班のメンバーを集め、秘密を守るための計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた……

秘密組織・特別分析班の出現で一気に高まる緊迫感。波瀾の展開が待ち受ける、三部作の最終篇!

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以上がアマゾンでの日本語版の紹介文

ミレニアム3の原書を今年読み終わりました。
アマゾンのカスタマーズレビューも結構好意的な意見が多かったですね。
読み終わってしばらく間が開いたのですが、思い出すシーンといえば、最初の病院シーン、法廷シーン、そして最後の対決シーンでしょうか。ちなみに映画はみてません。
ではネタバレ全開でいきますのでご注意を



2巻の最後でリスベットは頭を撃たれて埋められてそこから這い上がってザラチェンコに一撃を加える、というゾンビのような展開をみせませす。そしてこの本では、つねに自由だったリスベットが病院という隔離された世界で拘束されます。
そして、彼女にネットがつながるような状況をミカエルが医師や清掃人をつかって作り出します。こうなるとスーパーハッカーの彼女のもんですね。

この作品での巨悪は、精神科医ですが、この恣意的な精神鑑定でリスベットの人生を暗くさせた男には、正義の鉄槌が下されます。そう、ハッキングされた彼のPCのなかには児童ポルノ写真が山ほど出てきた、からです。彼が法廷の中で逮捕されたシーンはやはり勧善懲悪物としては欠かせないシーンでしょう。予定調和的でした。
それもふくめ、法廷でのやりとりは、私は結構楽しめました。リスベットもよくしゃべってましたからね。

だめだめなのは、公安の中のクラブ,特別分析班。脅威恐怖の連中かとおもえばところがどっこいどじを踏みまくって墓穴をほります。書類をぱくったり、留守宅に侵入したり盗聴したりと頑張りますが、いろいろな動きも全部ばれてるし。いきなり病院で主人公クラスのザラチェンコを殺した後自殺したシーン、最後東ヨーロッパの殺し屋を雇ってミカエル暗殺を企てたところはなかなかスリリングでいけましたが。

そして、公安、善玉の方に特徴的なマッチョ姉さんがでてきて、ああ、しばらくしたらミカエルと寝るなこの女は、と思ってよんでたらはいそのとおりになりました。これもミカエルのなにが良くて寝たのかさっぱりわからないしそこが彼の出す雰囲気、もてオーラのすごさなんだと読者を無理やり納得させるわけです。

別筋としてのエリカの新しい編集部でのごたごたや、彼女の家があらされたところは面白かったですが、彼女の昔の恥ずかしい写真やビデオが世に出なかったのはちょっと残念です(笑)甘すぎる!結局このもうなくなりましたが作者は女性に対してすりよりがめだちますな。

というわけで、この1から3巻の作品で、ちょっとでも推理小説だったのは1巻だけで、後はなんというか、いわゆる娯楽小説、もてもて男の活躍劇と、スーパーハッカー、巨人の怪物と元スパイという親子兄弟での戦い、といったところでしょうか。社会問題に触れている点は、前にも書きましたが、スウェーデンの女性が特別虐げられている、ということはないと思うので正直どうでもよかったです。

そう、この3巻には首相まで登場するところが荒唐無稽でした。それで面白くなったかというとリアリティーがさらになくなったというだけですが。

というわけで、褒めてないようですが、この1から3はスティーグラーソンのデビュー作であり遺作なのでとりあえず異国情緒あふれる娯楽作品として日本語訳を読んでおいて損はないでしょう。1巻が一番おもしろいですが、2巻も3巻にも盛り上がる舞台は用意されてますので。



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