ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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Per Anders Fogelström : Stockholm series

Per Anders Fogelström という作家を紹介します。

WIKIから引用 (http://en.wikipedia.org/wiki/Per_Anders_Fogelstr%C3%B6m)

Per Anders Fogelström (1917–1998) was among the leading figures in modern Swedish literature. He spent his whole life in Stockholm, and the most famous of his many works is a series of five novels set in the city he dearly loved, describing the lives of successive generations of Stockholmers between 1860 and 1968:

彼は1860年から1968年のストックホルムの家族模様を描いた5部作で有名です。

それらは下の5作。最初の3作は英語に翻訳されているとのこと。一作目は76年に映画化もされているとのこと。

Mina Drömmars stad (City of My Dreams), published in 1960, covers the period from 1860-1880.
Barn av sin stad (Children of Their City), covers 1880-1900.
Minns du den stad (Remember the City), covers 1900-1925.
I en förvandlad stad (In a Transformed City), covers 1925-1945.
Stad i världen (City in the World), covers 1945-1968.

一冊目の Mina Drömmars stad が、ストックホルム大学でスウェーデン語を勉強した時の課題図書でした。授業では細かい登場人物の行動や背景についての質問にも答えないといけなかったため、辞書を引きながら必死で読みました。授業ではこの一冊だけでしたが、残り4冊も必ず読もうと心に決めておりました。

貧しいながらもたくましく生きる,町、港湾の労働者の家族模様が、そしてストックホルムの季節の移り変わり、春から夏、そして秋から冬の様子が美しくそして時に悲しく描かれておりました。

そして2冊目のBarn av sin stad では、1冊目の主人公の子供たち、男の子と女の子の成長記でした。貧しい子だくさんだったため養子に出された長男の生き様、12歳から働き始めた長女のその後の苦労、これも読みごたえありました。章の初めには、その世相のナレーションもあります。時代が急速に動き始め、町がどんどん近代化されていった時期です。また、ふたりの弟も夢を追って生きております。

3冊目は、さらにその下の世代が育ってきます。全編で、酒におぼれて家で子供に暴力をふるうとんでもない知人の家族や、革命を夢見る人、移民としてスウェーデンを去っていく人などが登場します。それらの人達と主人公たちの絡みもわくわくする点です。時代背景的には第一次世界大戦の時期も含んでおります。

先日やっと3冊読み終わり、4冊目に入ったところです。正直、読むペースの遅さは情けないのですが、バスや電車、寝る前など読んでます。こういった大河ドラマ的な小説は、やはり、感情が移入されてしまいます。エミリーの誠実な生き様には強く心を打たれます。そして、可愛い子供だった彼女が老いに向き合い、そして新たな世代が育っていく、病に倒れるものもいる、その繰り返しの中で、人々はそれぞれの家族にとってのそして社会にとっての役割をはたしていかなければいけません。
また、ストックホルムが舞台で、通りの名前も古いレストランなども今と同じ名前なので、親近感もあります。

スウェーデン語の勉強をしている人にはおすすめのシリーズです。ペーパーバックがどこの本屋でも売っております。
ちなみに並行して1Q84のスウェーデン語翻訳版も手元にあるので読み進めたいところです。
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