ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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プラチナデータ 東野圭吾 ねたばれあり

旅で読み始めて帰国後一気に読み終えた一冊

来年には映画化されるそうな。

アマゾンでの説明はこちら
「国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA操作システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。」

ネタバレありますので、これから読む人はここまで




さらりとして、そして最後にはどんでん返しがいつものごとく用意されてあって、私としては楽しめたけど、他の人も書いてたけど、彼の作品としては最上級とはいえないかも。
いってみれば、SFの要素が強すぎますな。この前よんだジェノサイドやスウェーデンのドラゴンタトゥーの女に通じるものがある。

主人公の秘密、ま、すぐわかるのですが、2重人格、その人格を行き来するための薬がある。
その2重人格のどちらの側にも共通してでてくる謎の少女
犯罪に使われた頭にはめる電流の何か
そして、数学の天才少女がつくる天才的なシステム、モーグルという名前のソフトの存在
アメリカからの日系美人女性、そして彼女の準備するものや活動など

私としては、地道な推理小説が好きなので、これらの空想的ポイントがある以上はSFスリルものという分野ですな。

それはそれとして、逃亡劇の面白さ、しがない刑事の最後の意地の見せ所、そして、どんでんがえしの結末、犯人の登場。
さらに、少女の謎が最後に解かれて、へーっとおもって終了します。このあたりの面白さは、絵の謎解きも含めて、秀逸だったと思います。

プラチナデータとは何かは読めばわかりますが、現実におこりうるテーマという感じもあります。

ちなみにスウェーデンでは生年月日住所氏名結婚してるかどうかはネットで簡単に誰の情報も手に入るし、収入については検索したこちらの情報がむこうにもばれますがそれでよければ調べることも可能。

生年月日に4ケタの数字のついたパーソナルナンバーが個人のIDで、その番号が納税番号であり、カルテ番号であり、銀行でのIDにもなります。

そこに遺伝子情報も加わればさらにすごいことにはなりそうです。

本に話を戻すと、謎解きの後の結末は想像できるものでした。
主人公に感情移入できるか、というと、彼の過去、そして理不尽にも逃走せねばならなくなったこともありますが、それほどしてたわけでもないなあ。

女性ヒロインの結末も想定外でしたが。

というわけで、東野ファンならとりあえず2日もあれば読めるので読んでおくでしょうね。

余談
スズラン、が少女の名前なんですが、ズラタン、に見えてしまったのは私だけ?
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