ライフ イン スウェーデン

スウェーデンでの日々の雑感、旅行記、サッカー観戦記、などなど。

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螺鈿迷宮 海堂 尊  ネタバレあり

この夏の旅の、クロアチアの島で、宿の日陰の庭、猫が寝ている横で読んだ一品。思い出として消滅しないうちに書いておきます。

海堂尊さんの本といえば、ブラックペアン1988と医学のたまごという本を読んだことがあるが、一番有名なチームバチスタは読んだことがないし映画も見てない。ブラックペアンは映像として心に残っている作品です。たまごのほうは、なんじゃこりゃ?という思い出だけです。全く覚えてません。

アマゾンでのこの本の紹介は
内容(「BOOK」データベースより)
医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の劣等医学生・天馬大吉はある日、幼なじみの記者・別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。「碧翠院桜宮病院に潜入してほしい」。終末医療の先端施設として注目を集めるこの病院には、黒い噂が絶えなかったのだ。やがて潜入した天馬の前で、患者が次々と不自然な死を遂げる!天馬、そして厚生労働省からの刺客・白鳥らが、秘された桜宮の闇に迫る。傑作医療ミステリ!


この紹介で書いてある、厚生労働省からの刺客、とういこともこの本のミステリーの一部なのでそれをあえてほんの紹介で書くのはいかがなものかと思うけどまあ、読んだ後なのでどうでもいいが。

この本も前半はとっかかりにくかった。面白そうにと書いてあることもあまり面白くないし、ナースの失敗とかね。しかし、そのどんくさいナースとだめだめ皮膚科の医師の正体がわかったくらいからは面白くなってくる。
ろくでもなさそうなあんちゃんが消えるし、多くの病人もまさにすぐ死んでいくのだが、まあ、この病院の中で消されたのはわかるのだが、ではなぜ消されたのか?もミステリーの一部。
さらに、この作者が病理医として提唱するAi - オートプシー・イメージング (autopsy imaging) - 死亡時画像(病理)診断、に関しても絡んでくる。
だめ学生の成長物語、あわい恋、謎の女医の姉妹、昔の思い出の歌、とか、しっかりした同級生の女性とか、ラッキーとアンラッキーについてのこと、安楽死などなど、まあ、盛り上がる設定はいくつか練り込まれているという感じです。しかし、ラストシーン、(ネタバレいきますのでご注意)             何人か死ぬのですが、死ななくても良かった人もまじってますね。姉妹のひとりとか。もちろん、数合わせのために死ななければいけない人数はきまっているのですが、まあ、あっさり死ねるのかね若いのに、とは思いました。
今年テレビでもこの作品をベースにしたのが放映されたとのこと。どうだったのかな?
後彼の作品群はシリーズなので発表された時系列順に読んだ方がいいかもという気もしますが、まあ、たとえばこの大学病院に思い入れがあるとかないとかでそういうのについていくかどうかもきまるでしょうね。

海辺と車の映像は心に残りました。クロアチアの海辺で読んでたからね。まあ、ちょっとグロテスクすぎる部分もあるかなという作品でした。
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